第21話 鉄五郎のバラード 21-2 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

すでにポンコツと化した老投手鉄五郎は登板するたびに
炎上、ついには雨天ノーゲーム処理という屈辱的な
起用までさせられてしまう
そんな頃、球場で鉄五郎にしばしば黄色いバラが
投げられる事が連続した
最初はファンからの嫌がらせと思っていた鉄五郎
だったが、ある瞬間古い記憶が蘇るのだった

 


それは昭和15年(原作では昭和13年)、その当時
帝京中の鉄五郎は甲子園をめざし、連続無失点記録を
続けていた

 


第26回全国中等学校優勝野球大会
この時の鉄五郎が何歳だったか劇中には出てこないが
アニメ版のキャラクター編第1話からすると15歳か?

 


中等学校野球(現在の高校野球)で1年からエースは珍しく
ことに、全国大会出場を狙えるチームでエースは
鉄五郎がかなり凄い投手だった事がうかがえる

 


「いい球っ!打者ダメっ!!」
当時はストライクやボール等の言葉は「敵性語」と言われ
アルファベット表記は全て日本語に改められて
いたという(アニメ版鉄五郎のセリフママ)

 


しかしこれが少しおかしいのだ( ̄_ ̄ i)
そもそも原作にしろアニメにしろ、その年代ではまだ
日本はアメリカと戦争はしておらず、実際に「敵性語」で
日本語に改めさせられたのは、1942年(昭和17年)からだ

 


鉄五郎はその怪腕で、地元(どこや?)では超有名人

 


当時鉄五郎の地元選出の国会議員当馬という代議士
と共に、その土地で鉄五郎の名前を知らない者は
いなかったという

 


鉄五郎が街を歩けば女学生たちがザワめいた

 


「キャー鉄五郎さんよラブ
「なんてステキなのかしらラブラブラブラブ

 


ただこの頃の日本の女子は、遠巻きに鉄五郎を見守る
だけで、近づいてサインをもらうなんて事はなかった
そういう時代だったらしい(^o^;)

 


そんな時、一台の車が猛スピードでやってきた

 


キキキキキーーーーッ!!
危うく鉄五郎ははねられそうになる

 


ガチャッドンッ
「ちょっとあなた!道の真ん中を歩くなんて
危ないじゃないの
むかっ
後部座席から気の強い女が降りてきた

 


これが鉄五郎と少女の初めての出会いだった

 


「なんじゃ、このオナゴは(`Δ´)」

 


この少女の名前は当馬可奈子

 


か・・・夏菜子っ!爆  笑

 


「さっさとどきなさいよ(  ̄っ ̄)」

 


うむ・・・顔もなんだか夏菜子に似てる(^▽^;)
というわけで実際は「可奈子」だが、これ以降は
夏菜子表記で・・・ニヤリ

 


夏菜子の高飛車な言動にちょっとムカつく鉄五郎

 


「オナゴの分際で男に道開けろっちゅうんかいムキー

 


にらみ合う二人

 


すると何故か夏菜子が顔を赤らめたデレデレ

 


「ああっ、君帝京中の岩田鉄五郎君だね・・・・
スマンがここはひとつ道を開けておくれよ・・・汗
君の事応援するからさ」

 


仕方なく道を開ける鉄五郎

 


鉄五郎をジッと見つめる夏菜子

 


ブゥゥゥゥーーーン

 


「チッ、俺とした事がオナゴに道開けるなんてな・・・(´ε`;)ウーン…
しかしエライべっぴんやったな酔っ払い

 


地方大会の準決勝でも鉄五郎の怪腕は冴えた

 


相手打線をノーヒットノーランに抑え
無失点記録を更に更新

 


「やったで!甲子園まであとひとつやビックリマーク

 


その時、ベンチに帰る鉄五郎に投げられる
黄色いバラseiseiseisei

 


「なっ・・・なんや!?」

 


この当時日本で黄色いバラが栽培されてたかどうかは
わからんが、大量に投げ込まれた

 


「あっ、あのオナゴは昨日の・・・」

 


「うふふふ、決勝進出おめでとうウインク
他の学生たちの中で明らかに浮いている夏菜子w

 


「何の真似じゃ、これは・・・(゚_゚i)」

 


「何って、あなたへの勝利のお祝いよ
お気に召さなかったかしら」

 


「い・・・いや・・・ありがとうな・・・ニヤニヤ

 


これをきっかけに鉄五郎と夏菜子の交際がはじまった

 


夏菜子はかなり開けっぴろげな性格らしい

 


「あれがわしの初恋やった・・・」

 


ちなみに原作では「岩田鉄五郎十八歳の春
初恋みのったりィ」とあるが、そうなると鉄五郎は
大正生まれなのか滝汗

 


「てつごろーさーんラブラブ

 


「かなこはーんラブラブ

 


夏のはずなのに桜が満開(苦笑)

 


時間経過からすると、出会って数日でラブラブ
昭和15年に・・・・(^o^;)

 


この堂々とした逢引には周囲の者たちも目を丸くした

 


夏菜子の自宅に招かれた鉄五郎

 


「鉄五郎さん、黄色いバラの花言葉はご存知?」
はなことば?なんでっかそれ・・・真顔

 


「もうっ、黄色いバラの花言葉は
あなたを愛してますって事よ!」

へぇ・・・そうなんや・・・汗

 


「あたし決めたの!あなたと結婚するわビックリマーク
あまりに堂々と逆プロポーズされて、唖然とするしか
ない鉄五郎

 


出た!手回しの蓄音機!!
これうちの婆ちゃんちにもあったわ・・・

 


いきなり社交ダンスの相手をさせられる鉄五郎
「ちょ・・・ちょっと待ちいな・・・わしこんなん
踊った事ないで、、、(=◇=;)」

 


「いいの!あたしがリードしてあげるニコニコ

 


ガチャッ!

 


夏菜子の怖いおとっつあん登場叫び
「夏菜子・・・ちょっと話がある!来なさい」

 


そう夏菜子の父は、地元で鉄五郎と共に知らない者は
いないというあの当馬代議士だったのだ

 


ここから二人の関係に暗雲が立ち込めた

 


「夏菜子はんは家柄が違うからわしとの付き合いは
やめろと親父に言われたらしい」

 


そんな中迎えた決勝戦

 


勿論この試合も鉄五郎は完封で決めた

 


ついに甲子園出場が決定!

 


だがその日、夏菜子から呼び出され
華族の倅と見合いをさせられる事を告げられた

 


「そ・・・そうか・・・そらそうやな
わしと夏菜子はんでは身分が違い過ぎるし・・・・」

 


「身分なんてどうでもいいわ!
あたしが好きなのは鉄五郎さんだけよ!!」

 


「鉄五郎さん、あたしを連れて逃げて」
・・・・・・

 


「か・・・夏菜子はんっ!
わかった、二人で満州に逃げよ!!」

 


この当時日本の植民地下だった満州には、本土で夢を
叶えられなかった若者が大勢新天地を求めて
集まっていたという

 


二人はついに駆け落ちを決意したちゅー

第21話 鉄五郎のバラード 21-3につづく

 

 

さて・・・ここのところ連勝してた巨人軍だったが

今日は阪神に負けちゃったな、、、

 

中継ぎの田原が「炎上王子」発動。。。メラメラ

やっぱ桜井とか田原とか谷岡じゃ厳しいか(゚_゚i)

 

しかしついにこの男が帰ってきたね音譜

♪帰ってきたぞ

♪帰ってきたぞー

♪ウエハラーマーンラブラブ

 

まだ実戦じゃ投げてないけど、調子は上々らしい!

年齢はちょっと気になるものの、鉄五郎の事考えたら

まだまだ7年くらいはやれるか(^▽^;)

背番号も11に決まり、メジャーの実力そのまま発揮できたら

これ以上のリリーフもいまい

頑張ってもらいたいビックリマーク