すでにポンコツと化した老投手鉄五郎は登板するたびに
炎上、ついには雨天ノーゲーム処理という屈辱的な
起用までさせられてしまう
そんな頃、球場で鉄五郎にしばしば黄色いバラが
投げられる事が連続した
最初はファンからの嫌がらせと思っていた鉄五郎
だったが、ある瞬間古い記憶が蘇るのだった
それは昭和15年(原作では昭和13年)、その当時
帝京中の鉄五郎は甲子園をめざし、連続無失点記録を
続けていた
第26回全国中等学校優勝野球大会
この時の鉄五郎が何歳だったか劇中には出てこないが
アニメ版のキャラクター編第1話からすると15歳か?
中等学校野球(現在の高校野球)で1年からエースは珍しく
ことに、全国大会出場を狙えるチームでエースは
鉄五郎がかなり凄い投手だった事がうかがえる
「いい球っ!打者ダメっ!!」
当時はストライクやボール等の言葉は「敵性語」と言われ
アルファベット表記は全て日本語に改められて
いたという(アニメ版鉄五郎のセリフママ)
しかしこれが少しおかしいのだ( ̄_ ̄ i)
そもそも原作にしろアニメにしろ、その年代ではまだ
日本はアメリカと戦争はしておらず、実際に「敵性語」で
日本語に改めさせられたのは、1942年(昭和17年)からだ
当時鉄五郎の地元選出の国会議員当馬という代議士
と共に、その土地で鉄五郎の名前を知らない者は
いなかったという
ただこの頃の日本の女子は、遠巻きに鉄五郎を見守る
だけで、近づいてサインをもらうなんて事はなかった
そういう時代だったらしい(^o^;)
ガチャッ
「ちょっとあなた!道の真ん中を歩くなんて
危ないじゃないの」
後部座席から気の強い女が降りてきた
うむ・・・顔もなんだか夏菜子に似てる(^▽^;)
というわけで実際は「可奈子」だが、これ以降は
夏菜子表記で・・・
「ああっ、君帝京中の岩田鉄五郎君だね・・・・
スマンがここはひとつ道を開けておくれよ・・・
君の事応援するからさ」
「チッ、俺とした事がオナゴに道開けるなんてな・・・(´ε`;)ウーン…
しかしエライべっぴんやったな」
この当時日本で黄色いバラが栽培されてたかどうかは
わからんが、大量に投げ込まれた
「うふふふ、決勝進出おめでとう」
他の学生たちの中で明らかに浮いている夏菜子w
「何って、あなたへの勝利のお祝いよ
お気に召さなかったかしら」
ちなみに原作では「岩田鉄五郎十八歳の春
初恋みのったりィ」とあるが、そうなると鉄五郎は
大正生まれなのか
時間経過からすると、出会って数日でラブラブ
昭和15年に・・・・(^o^;)
「鉄五郎さん、黄色いバラの花言葉はご存知?」
はなことば?なんでっかそれ・・・
「もうっ、黄色いバラの花言葉は
あなたを愛してますって事よ!」
へぇ・・・そうなんや・・・
「あたし決めたの!あなたと結婚するわ」
あまりに堂々と逆プロポーズされて、唖然とするしか
ない鉄五郎
出た!手回しの蓄音機!!
これうちの婆ちゃんちにもあったわ・・・
いきなり社交ダンスの相手をさせられる鉄五郎
「ちょ・・・ちょっと待ちいな・・・わしこんなん
踊った事ないで、、、(=◇=;)」
夏菜子の怖いおとっつあん登場
「夏菜子・・・ちょっと話がある!来なさい」
そう夏菜子の父は、地元で鉄五郎と共に知らない者は
いないというあの当馬代議士だったのだ
「夏菜子はんは家柄が違うからわしとの付き合いは
やめろと親父に言われたらしい」
だがその日、夏菜子から呼び出され
華族の倅と見合いをさせられる事を告げられた
「そ・・・そうか・・・そらそうやな
わしと夏菜子はんでは身分が違い過ぎるし・・・・」
「身分なんてどうでもいいわ!
あたしが好きなのは鉄五郎さんだけよ!!」
「か・・・夏菜子はんっ!
わかった、二人で満州に逃げよ!!」
この当時日本の植民地下だった満州には、本土で夢を
叶えられなかった若者が大勢新天地を求めて
集まっていたという
二人はついに駆け落ちを決意した
第21話 鉄五郎のバラード 21-3につづく
さて・・・ここのところ連勝してた巨人軍だったが
今日は阪神に負けちゃったな、、、
中継ぎの田原が「炎上王子」発動。。。
やっぱ桜井とか田原とか谷岡じゃ厳しいか(゚_゚i)
しかしついにこの男が帰ってきたね
♪帰ってきたぞ
♪帰ってきたぞー
♪ウエハラーマーン
まだ実戦じゃ投げてないけど、調子は上々らしい!
年齢はちょっと気になるものの、鉄五郎の事考えたら
まだまだ7年くらいはやれるか(^▽^;)
背番号も11に決まり、メジャーの実力そのまま発揮できたら
これ以上のリリーフもいまい
頑張ってもらいたい