巨人軍念願だった日米ワールドシリーズが開催決定
やってきたのはメジャーリーグの覇者アスレテックス
初戦はボコられた巨人軍だったが、2戦目は蛮が登板
アスレテックスの四番ロジー・ジャックスを
分身魔球で打ち取り、なんとか勝利するものの
ジャックスは「次は必ず打つ」と宣言
蛮も不安が隠しきれないのであった
というわけで今回は第45話
「大決戦、日米ワールドシリーズ」を解説していく
いよいよ今回を含めて侍ジャイアンツ企画も残すところ
あと2回となりました!
蛮は分身魔球でなんとか強敵ジャックスに勝ち
次の第3戦も巨人がものにした
翌日の登板を控え多摩川でピッチング練習をする蛮
そこに突然投げ込まれるバット
ウルフチーフだ
こいつ雄叫びあげないと出て来れないのか(苦笑)
「何するんじゃ お前頭おかしいだろ(`Δ´)」
怒る八幡先輩
「蛮よ、お前ジャックスに勝ったつもりか?」
「ああ、だって一応抑えたからな」
「甘いねー、砂糖の100倍甘い!ジャックスはすでに
分身魔球を打つ攻略法を編み出しているね
ユーはそれにビビって、ジャックスをスルーしようと
してるのだ!それ負け犬のフラグね」
「ジャックス、王長嶋と同じくらいの天才打者
10年に一人現れるかどうかのグレートなバッターだ
分身魔球、打たれるね!!」
「う・・・うるせー 帰れよバカヤロー」
ヒャッハッハッハーーーーッ(*`▽´*)ウヒョヒョ
(なんなんだこいつ・・・)
その頃当のジャックスは、蛮の魔球の研究中
分身魔球だけでなく、ハイジャンプ、エビ投げ、大回転
過去の蛮の魔球全てを検証、ジャックスはそれら全ての
攻略法を一瞬にして言い当てる
「問題は、タテ分身だ・・・あれの攻略はとても難しい」
心配する監督に、ジャックスは「すでに攻略法は考えてある」と
断言する
そしてジャックスの元にも、ストーカーのように
ウルフが姿を見せる(^_^;)
「ヘイ、ウルフ!ミーがどうやってユーのライバルバンバを
打ち崩すか気になって諜報活動かね(・∀・)ニヤニヤ」
「い・・いや、ミーは別に・・・」
「ミーについて来い」とウルフが連れて来られたのは
古武道の道場
そこでウルフが見せられたのは、飛んでくるヌンチャクを
バットで打つ練習だった
「タテに回転するヌンチャクに対し、水平にバットを
振ったのでは、当然打てない・・・しかし・・・」
「ま・・待ってくれジャックス、その前にミーにも
今のチャレンジさせてくれ」
「オーケープリーズw」
ヌンチャク打ちに挑戦するウルフ
しかしヌンチャクの紐にバットが絡まり、バランスを崩して
スッ転んでしまう
「ウルフ、タテに回転するボールを点で狙おうとしても
無駄だ、線で狙わないと打てない」
「見ているがいい、ミーの編み出した打倒分身魔球の
バッティングを」
バシッ
「ぬおっ、こ・・・これはっ」
見事にヌンチャクを打ち返すジャックス
「ふふふふっ、どうだウルフ」
「う・・・打てる、これなら分身魔球は打てるっ」
唸るウルフ
「あとはこの打法をしっかりマスターするだけだ」
自信に満ちたジャックス
そして迎えた第4戦
先発は中2日で蛮だ
「まさかこうも早くリベンジのチャンスが来るとはな( ̄ー☆」
ジャックスが不気味にほほ笑む
バックネット裏では理香サマも御観戦
おいおい、眉月も一緒かい∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
「なんだか蛮クンが打たれそうな気がする・・・」
突然嫌な事をいい出す眉月
「イヤねえ・・・不吉な事言わないでよ(・ε・)」
しかしその頃飛騨の山奥で森林破壊・・・木の伐採を
している大砲にも異変が
愛用の斧の柄が折れてしまった、、、(=◇=;)
「ぬおっ、不吉ですっ!これは不吉ですよー!!」
更に蛮の実家の土佐でも・・・
ユキのビーサンの鼻緒が切れた
しかし試合は王さんの一発で巨人が1点を先制
「1点くらいじゃまだまだ安心はできん」
冷静な王さん
腰痛はどうやら治ったらしいw
「大丈夫さ!俺の分身魔球があれば楽勝よ!!」
しかし2回の表の先頭打者はジャックスだ
八幡先輩は、前回ジャックスがいろんな方法で
分身魔球に挑んできた事から警戒
初球は横分身で外すサインを送る
蛮が分身魔球のフォームをした途端、バットを持ち変える
ジャックス
「むっ?なんじゃこの構えは(゚Ω゚;)」
横分身
「!?横かっ!」
すぐにジャックスは、ウルフがやったバットを短く持つ
打法で対応
簡単にバットに当てる
打球はファール
「あの野郎、横分身は初めて投げたのに攻略策を知って
やがった・・・しかもあんなに簡単に当てるとは」
戦慄する蛮
ベンチの川上監督も、横分身が来る前のジャックスの
持ち変えに不吉な予感を感じた
「うむ・・・何をする気か知らんが、打たれるかもしれん( ̄_ ̄ i)」
すぐにコーチにリリーフの用意を指示
一方八幡先輩はジャックス敬遠を持ちかける
「あいつは何か打倒策を持っちょる!勝つためには危険は
避けるべきじゃ」
だが蛮は当然納得しない
ランナー無しでジャックス敬遠は投げる前に敗北を
認めた事と同じだからだ
王さんも蛮を支持
「やらねばならん勝負もあるんだ八幡」
結局ジャックスとはタテ分身で真っ向勝負
ここで初めてジャックスの打倒分身魔球の全貌が
明らかになる
なんと片手でバットを縦に振るΣ(゚д゚;)
打球はあっという間にスコアボードの上空に消える
大ホームラン
「そ・・・そんな」
あまりの衝撃にただただ立ち尽くすだけの蛮
八幡先輩もかける言葉がない・・・
そのまま静かにマウンドを降りる蛮
まだ2回途中、分身魔球をマトモに打てるのジャックス
しかいないのに勝手に降板(^o^;)
おーい、蛮!戻ってこーい!!
第46話(最終回)につづく
原作の侍ジャイアンツは1974年のシーズンを迎えていた
この年序盤の蛮の武器はハラキリシュート
だがオールスター戦でノムさんが編み出した
バント隠し戦法でキャッチャーが捕球不能が露呈(´_`。)
ハラキリシュートを失った蛮は、ルール違反覚悟で
新魔球を完成させた
それが分身魔球だ
この球はオールスター後のシーズン後半から投げ始める
巨人は中日とV10を賭けて熾烈な首位争いを展開
天王山の中日三連戦では連投に続く連投
ボールを握りつぶす分身魔球は通常の球の数倍は
体力を使う
それだけに蛮の体力はもはや限界に近づいていた
この酷使に周囲は川上采配を批判したが
連投は蛮の方から強く志願しての事らしい
さすがの蛮もベンチに戻るともはや口も聞けないほど
疲労が蓄積
そしてついに蛮にあの瞬間が訪れるのであった、、、(´・ω・`)