侍ジャイアンツ第32話 | 野球侍SAKIのブログ

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ももクロの夢はモノノフの夢

V9に黄色信号が出始めた1973年夏
首位の中日との3連戦に挑んだ川上巨人は、初戦を
雨天コールド勝ちで取ったものの、その勝ち方が気に入らない
蛮は、翌日の試合の登板を自ら願い出た
試合は1点差を守る緊迫した展開、蛮は大回転魔球を連投
勝利はおさめたものの、マウンドで崩れ落ちてしまった


というわけで、今回は第32話
「危うし!大回転魔球」を解説していく


登場以来ほぼ誰も打てない大回転魔球は無双状態音譜

ウルフがバットに当てて高いピッチャーフライに
倒れて以後、バットにかするやつすらいない
唯一の欠点は、大回転する分のスタミナの消耗が
激しく、中5日を必要とするくらい

そんな中、大砲万作がようやくケガから復帰


打撃練習を開始し、パワーの健在をアピールしたクラッカー

だが大砲は、すぐにスタメンは回避し
蛮の大回転魔球打倒のための特訓期間がほしいと
与那嶺監督に申し出る

大砲復帰のニュースは蛮の耳にも当然届いた

へへ、やっと戻って来たか大砲( ̄ー☆
勝負の時が楽しみだぜ!

大砲は、これまた妙な機械で特訓中w

回転するバッティングマシンのようだ

大回転魔球打倒のために特別にオーダーした秘密兵器
それ以外には全く使い道がないという(苦笑)



しかし大回転魔球を模すなら、なんで横置きで
なく縦置きなんだろう・・・(^_^;)


更に大砲のもうひとつの秘策は、回転して蛮の腕の出所に
幻惑されるのを避けるため、投球動作中は
蛮の方を見ず、防止のツバからボールが見えてから
打つというものだった

この特注バッティングマシンを開発した大砲の幼馴染

街の工場の工員があんなマシン開発するって
よく考えたら凄い事だけどね
まさに物づくりニッポン(^o^;)

マシンの開発に協力してくれた工員のみなさんに
お礼を言う大砲
♪かぜのなかのすばるぅ~

そこで目にしたプレスハンマー

またも何かを思いつく大砲ひらめき電球


今度は、このプレスハンマーをMAXで稼働させて
その間にスイングをする練習



「ううっ、これは効きましたわ~(>_<)」
まあ実際こんなのやったらまず大ケガ間違いなしだね

うおっ、朝までやってんのかこれ・・・( ̄□ ̄;)
近所の住民から「うるさい」と苦情言われそうあせる

大砲の秘策はまだ続く
今度は、飯屋で偶然起こった子供のいたずら


「ああっ、これです!」ひらめき電球ひらめき電球

早速出てきた謎の秘密兵器ビックリマーク

扇風機バッティングマシンから放たれたボールが
どこから飛び出すかわからないようにするための
器具のようだ

しかもこれ打つんじゃなくかわすのが練習らしい∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

目の前に現れた大回転魔球の球を、即座に打てる
ようになるための反射神経を鍛えてるのだ
巨体の大砲がドスドスと右に左に動き回る
正直あんまり意味がないような・・・・

仕上げにようやくバット持って打席に立つ



見事打ち返す大砲
これで大回転魔球もドンと来いだ( ̄▽+ ̄*)

そして迎えた第何回戦かわからない巨人戦(^▽^;)

試合は2-0で9回裏まで巨人がリード
この2点は王さんのツーランらしいクラッカークラッカー


ここまで好投を続けていた勝ち頭の高橋一三が
完封直前のツーアウトから、四球とヒットで
一三塁のピンチを迎える( ̄_ ̄ i)


ここでついに代打大砲

川上監督も、抑えに蛮を送る!!

いよいよ蛮対大砲の対決

なんかスタンドに大砲みたいなやついるぞ
ドッペルゲンガーか!?


初球から大回転魔球アップ


これが大回転魔球初見の大砲
初球は惜しくもファールチップ
実況では「初めて大回転魔球に当てた」と言ってたが
ウルフチーフも当ててたよな・・・(^o^;)

2球目も八幡先輩を直撃するファール

悶絶する八幡先輩、、、(。>0<。)

「むふふふ、これで打つタイミングがわかったです」
不敵に笑う大砲

「なんだこいつ・・・キモいぜ・・(=◇=;)」

勝負の第3球目は当然大回転魔球

これがど真ん中に行ってしまった、、、、
大砲これをジャストミートドンッ

え・・・・・

ボールが割れた・・・(そんなアホな)

しかも割れたボールがライトとレフトに( ̄□ ̄;)!!

「やられたっっ・・・」
敗北を覚悟の蛮ちゃん


だがボールは割れた分飛距離を失い
それぞれレフトフライとライトフライに
どっちか落してたらどうなったんだろう?

「えっ、何俺の勝ちなの?」
わけがわからなくなってる蛮

縫い目から避けたんじゃなく、縫い目に垂直に
裂けてるし・・・(((゜д゜;)))
これあるとしたらボールが不良品とかそんなだな

「うう・・・負けた気がしないです」
まあそうだろうね

だが大回転魔球を破るのは結果的に大砲では
なくあの男なのだ
大砲カワイソス(T▽T;)

第33話につづく

さて今回大砲がやった帽子のツバで蛮のフォームを
見ない打法
(昔落合も大魔神佐々木のフォーク攻略でやってた気がする)
原作でもそれで大回転魔球に挑んだ人が2人います

最初の一人は大回転魔球初見のカネヤン

そしてそれの改良型で挑んだのは
日拓ホーム時代の張本さんビックリマーク

ただこの秘策は張本さんが考えたわけではなく
原作のオリキャラの明智学というカープの選手が
発案して張本さんに教えるという設定だ



↑東大一直線 東大通(とうだいとおる)
この明智という東大一直線の東大通にちょっと似た選手
初出場の時はT大出身とあるが、この時は
しっかり「東大主席」と言っておりますw
つまりこの当時で3人目くらいの東大出身プロ野球

「番場の大回転魔球打って、オールスターで
MVP獲りませんか」
とそそのかされ
その気になる張本さん
※ちなみにマタンキサインというのは、当時ジャンプで
一世を風靡した「トイレット博士」という漫画のパロです
手にしてる「MK」と書いてあるバッジは、メタクソバッジ
と言って、その漫画に出て来るアイテムですが
トイレット博士の内容についてはヤバイので自粛します(笑)


ヒソヒソヒソヒソ
何やら張本さんに伝える明智

そしてオールスターで張本さんが蛮との対決で
見せたのは・・・

ボールをホームベース通過まで見ない座頭市打法

ただしカネヤンと違うのはホームベース上に来たボールを
大根切りする際、バットを回転させて打球を前に
飛ばすところだ

しかしこれがなんと平凡なピーゴロ、、、( ´(ェ)`)


この打法に関しては、川上監督が解説

「チクショー、何が秘策だ!ピーゴロやんけむかっ
怒る張本さんを見て明智は
「ヒントを与えただけでホームランは保証してない」
言い切ります(^▽^;)
つまり張本さんは、実験台だったわけね
明智はこの後、張本さんのデーターから新打法を
編み出し、なんと大回転魔球を打ちます叫び

張本「明智のヤロー、喝だ(`Δ´)」