世の中にある仕事は人から必要とされ、人の役に立つからこそ成り立っています。
例えば製造業は人に必要とされるものを作っていますし、医療は人を救う為にありますし、飲食店は美味しいものを提供していますし、世の中にある仕事は全て必要とされていて役に立っているからこそ成立しています。
恋愛だって人の営みの一つですから必要です。
ですから婚活があったり、結婚相談所があったり、恋愛カウンセラーがあったりする訳です。
そして復縁屋も復縁したい人に必要とされるので仕事と言えます。
ここで一つ疑問に思うのですが、別れさせ屋ってどうなのだろう？という事です。
弊社で過去に書いていますが、どうしても別れたいのに別れられない、危害を加えられる可能性があるから別れたい、という場合における別れさせ屋って必要とされるので仕事と言っていいと思います。
けれど世の中の別れさせ屋に関して言うと、好きな人に付き合っている人がいて自分が付き合いたいから別れさせたい、というケースがほとんどです。
これって誰の役に立つのでしょうか？
好きな人と付き合える可能性があるから役に立っているというのでしょうか？
けれど別れさせた時点で付き合っていた二人には役に立っていないどころか被害を受けている形になります。
一人の為に二人を犠牲にするって必要であり、役に立っていると言えるのでしょうか？
そう考えると別れさせ屋って仕事と言えるのでしょうか？
世の中にある仕事は人から必要とされ、人の役に立つからこそ成り立っているという定義があるはずです。
人に害を与えるなら必要とされているとは言いづらいです。
被害を受ける人の方が多いなら役に立っているとは言いづらいです。
そもそも好きな人と付き合いたいなら正々堂々と自分の魅力で勝負するのが普通ではないでしょうか？
好きな人と接点すら作れない人が付き合っている人がいなければ付き合えるってどういった考え方でしょうか？
仮にフリーだったとしても付き合える訳がないでしょう。
そもそも付き合える可能性がない人に対して別れさせれば付き合える可能性がありますよ、というのはおかしいと思います。
正直別れさせ屋って存在意義から疑問を感じてしまうのです。
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