稀に別れた相手に復讐したいという人がいて、その依頼を受けるような復縁屋もしくは別れさせ屋がいるようです。
もちろんどのような依頼をするかなんてその人の自由ですし、どのような依頼を受けるかもその会社の自由であって関係のない他人が口を出す事では無い事は理解しています。
けれど復縁屋という仕事をしていると少なからずそういった方と接する機会があります。
そういった方の心に届くかどうかは分かりませんが個人的に思う事を書いてみたいと思います。
別れ方が酷かった、相手に裏切られた、別れに納得がいかない、自分は辛いのに相手だけが幸せそうなのが気に入らない、などいろいろな事情はあるでしょう。
そして色々な事情がある以上色々な気持ちが発生してしまう事も仕方ないとは思います。
その発生した気持ちの中には相手を許せない、相手を恨む、などの気持ちもあるかもしれません。
相手を許せない、相手を恨む、などの気持ちを発生させてはいけないという事ではないです。
相手を許せない、相手を恨む、などの気持ちが発生してしまう事は仕方ないのかもしれませんが、その気持ちを消化するのに相手に復讐するという事がその人にとって本当に良い事なのか、という事を考えていただきたいのです。
相手に復讐が果たせれば一時的に気持ちは晴れるかもしれません。
けれどそれだけです。
そこまでかかった時間は自分に成長はもたらさないですし、むしろそれまでずっと立ち止まっていた訳です。
その結果一時的に気が晴れるだけってその人にとって建設的であると言えるのでしょうか？
むしろ感情と時間と金銭を無駄にしていたとしかならないのではないでしょうか？
立ち止まるのではなく自身が発展する事によって幸せになって相手を気にも留めない状態になる事が一番の復讐ではないでしょうか？
確かに綺麗事を書いているように感じるかもしれません。
けれど綺麗事が一番建設的で一番効果が高いのです。
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