例えば、100円だったものが三か月後に101円になっていたとしてもあまり気にする人は少ないでしょう。
お金持ちで株を大量に買っている、FXで大きな金額を動かしている、というのであれば1円でも大きいのかもしれませんが、例えばよく知っている商品が1円変わったといって大きく気にする人は少ないです。
けれど100円だったものが1000円になれば驚くでしょうし、逆に1万円だったものが数か月後に100円になっていても驚くでしょう。
要は小さな違いであれば人は気にしない事が多いが、大きな違いであれば人は気にすることが多い、という事です。
復縁したい人の話を聞いていると数か月後に会う約束をした、最後にあって別れる約束をしたという事で自分を少しでも変えて復縁の可能性を発生させることが出来ないかと考えている人は多いです。
しかしそれで実際に復縁出来た人はほぼいません。
それは何故かというと変わったと考えている幅が小さすぎるからです。
先程も書いたように小さな違いなんて他人からすれば気に留める事ではないのです。
大きな違いであれば気に留める訳ですから時間を空けて復縁したい相手と会う場合、大きな変化が必要なのです。
にもかかわらず依存傾向が強いと言われたから趣味を始めた、精神年齢が幼いと言われたから一人暮らしを始めた、感情的になると言われたから怒らないように気を付けた、など他人では気付けないような小さな違いで自分は大きく変化したと考えている人が多いのです。
はっきり言ってしまえば他人からすれば何も変わっていない事を復縁したい人は自分は大きく変わったと考えているのです。
人は小さな違いは気に留めず大きな違いであれば気に留める、という事実があるのにそんな考え方では復縁出来ないの当然ではないでしょうか？
しかしこの事実を理解出来ていない人が復縁したい人の中には多いのです。
ですから時間さえ空ければなんとかなると考えて時間を空けてもどうにもならないという結果を生むのです。
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