復縁したいので自分磨きをしています、という人は多いです。
けれど自分磨きをした結果、復縁出来ました、という人はほとんどいません。
にもかかわらず自分磨きをすれば復縁出来ると信じて必死で自分磨きに取り組んでいる人は多いですし、自分磨きをしましょうと誘導する復縁屋も多いです。
けれどいくらそんな事をしても復縁出来る、という結果には結びつかないのです。
今回は何が原因でダメなのかという事について書いてみたいと思います。
まず復縁したい人のする自分磨きとは自己改善です。
例えば英会話を習う、読書をするという事のような勉強系のスキルアップ、メイクを勉強する、髪型を変える、ダイエットをするなどの見た目のスキルアップ、という事ばかりです。
後は怒らないようにする、笑顔を絶やさず生活する、等の抽象的な決意くらいです。
もしこれらをする事で少しでも復縁出来る可能性があると考えているのであれば、復縁を舐め過ぎとしか言いようがないですし、同時に別れを決意した相手のその決意までの気持ちをバカにしているとしか思えません。
復縁する為にしなければならない自分磨きとは自己改革です。
今ある自分を延ばしていこうとするのではなく、今ある自分とは違う自分に変わらないといけないのです。
人の気持ちを慮る事の出来ない人が見た目を変えて何が変わるでしょうか？
まず変えなければならないのは人の気持ちを慮れる人になる事のはずです。
物事を杓子定規でしか考えられない人が、杓子定規で考えたまま自分に対して何かをしたとして何が変わるでしょうか？
まず変えなければならないのは何事も杓子定規でしか考えられない自分自身のはずです。
一度付き合って別れたという事はある程度相手の事は知っている訳です。
ある程度知っている人が少し変わったからといって好きになることはありません。
せいぜい少し変わったな、という当たり前の感想を抱くだけです。
ある程度知っている人が別人のように変われば興味を抱く事になります。
この人は別人のように変わったな、という感想を抱けば興味が沸くでしょう。
興味を抱くという事は好きになってもらえる可能性があるという事です。
ここまで書けば自ずと答えは出ると思います。
ですから復縁する為の自分磨きとは、自己改善ではなく自己改革でないといけないのです。
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