復縁相談を聞いていると復縁したいという人の本気って一体何なのか、と疑問に思う事があります。
もちろん本気についての考え方は人それぞれですからその人の基準では本気であると言えるのでしょう。
けれど復縁したい人の基準の本気でそれで自分は真剣ですって言ってしまっていいのかと疑問を持つことは無いのでしょうか?
そもそも自分基準でしか物事を考えられない事に疑問を持つことすらない状態でその状態のどこが本気であると言えるのでしょうか?
本人だけが本気だと思っている事と周りからも本気だと感じられる事は別であるという事すら見えなくなってしまっている人は、本気と言うのではなく一つの事しか考えられず周りが見えなくなっているだけ、と言うのではないでしょうか?
復縁したい相手に執着しその事しか見えなくなってしまっている事と復縁したいと言いながら周りをきちんと見て努力する事は同じではないはずです。
にもかかわらず復縁したい人は前者の人でも復縁に本気です、後者の人でも復縁に本気です、となる訳です。
けれど前者と後者では天と地ほどの差があります。
そしてその天と地ほどの差はそのまま復縁の成功率にも同じように表れます。
もっと基本的な事から考えて頂きたいのですが、自分の考え方と相手の考え方の相違があるからこそ別れてしまって片方が復縁を望んでいる、という状態になっているのです。
その状態であるにもかかわらず復縁したい側が物事を自分基準で判断していれば双方の考え方の相違は永遠に埋まる事は無い、となる訳です。
そして、双方の考え方の相違が永遠に埋まる事が無ければ、それは即ち復縁出来ないという事でもあるのです。
その状態を自ら作り出している状況での、本気です、って一体何なのか?という事を伝えたいのです。
この状態で、本気です、と言ったとしてどこをどう本気と捉えればいいのか、という話です。
はっきり言ってしまえば、この状態は本気ではないのです。
にもかかわらず自称の本気、自称の本気で頑張っている、自称の本気で真剣、という人が復縁したい人の中には多過ぎるのです。
これでは復縁出来ない人が多いのも当然ではないでしょうか?
だからこそ復縁したいと望む人には、復縁に本気とはどういった事なのか、もっと考えて頂きたいのです。
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