離婚してしまいそうという人の中で弁護士に復縁を依頼しようとする人がいます。
実際に依頼されている方の話を聞く事がありますが、復縁出来た人はこちらが知る限りゼロです。
しかも弁護士さんの復縁は話の内容が稚拙すぎて当然復縁出来る訳が無いとしか言い様のない対応ばかりでした。
確かに弁護士さんは法律の専門家ではありますが、恋愛の専門家ではないという事を復縁したい人は知る必要があると思います。
弁護士さんといえば社会的な地位も高く頭もいいです。
そして法律にも詳しいです。
けれどだからといって自分でよく考える事を放棄して弁護士さんの言う話を鵜呑みのしてしまうような人に復縁出来る訳が無いのです。
まず離婚してしまうのは基本的に心、気持ちの問題です。
ですから離婚という問題を解決しようとするのであれば気持ちの問題を解決する必要がある、という事になります。
ところが今まで聞いた復縁する為の弁護士さんのアドバイスは、慰謝料、財産分与、教育費が高額だという事をアピールして離婚を回避させましょう、自分の手元に子供がいる事を利用して相手と交渉しましょう、浮気相手に慰謝料を請求して誓約書を書かせましょう、離婚事由が重大にあたらないから離婚を回避の方向に持っていきましょう、という内容くらいしか聞いた事がありません。
確かに離婚を回避することは出来るかもしれません。
しかし離婚を回避する方法にはなっているかもしれませんが、復縁する方法に全くなっていないどころか相手の気持ちを離れさせる事ばかりです。
離婚を回避できたというのは離婚しなかったという事実があるだけで、相手の気持ちを取り戻した、復縁出来た、という事ではありません。
気持ちが戻っていないのであればまた離婚の話は出るでしょう。
結局離婚を引き延ばしたという話にしかならないのです。
仮に相手が離婚を諦めるまで根競べをするというのであればそれで構いませんが、それでは絶対に相手から嫌われる事しかないでしょう。
復縁する為の方法は復縁する為の方法です。
離婚を回避する方法は復縁する方法ではないですし、離婚を回避すれば復縁出来るという事はありません。
あくまで気持ちを取り戻さない限り復縁は有り得ないのです。
形ばかりの婚姻関係の継続を求める方は弁護士さんに復縁を依頼してもいいと思いますが、基本的に離婚したい方にしか弁護士さんへの依頼は有効ではありません。
復縁したいと望む人はこういった当たり前の事を理解する必要があるのです。
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