パートナーの浮気で悩む方が、必ず抱える問題。
それは、想いが通じないと言う事。
帰宅時間が遅くなるご主人に対して、「なんでこんなに帰りが遅いの？本当は何してたの！？」と怒り任せで想いを伝えた奥さん。
彼女の本当に伝えたかった気持ちはなにでしょう？
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答え
帰宅が遅い理由を知りたかった。
では、ありませんよね。
もうおわかりだと思います。
答え
帰りが遅いことに心配していて、帰ってきたことにホッとした。
浮気なんか、疑いたくない。
もっと早く帰ってきて欲しい
と言う事ですね。
しかし、ご主人に伝わった気持ちは、残念ながら、その想いは通じていません。
そればかりか、怒りの感情が伝わり、叱られた気持ちになったご主人にとっては反発心を招きました。
その結果、ご主人が発した言葉。
「別に何していたっていいだろう！こんなに遅くまで仕事しているのに、なんだ怪しんでいるのか！？」
と、返されてしまうのです。
あなたも、こんな会話していませんか？
この会話の流れは、本当に自分の発する言葉を意識していないと、よく使ってしまいます。
逆に知っていれば、想いが伝わりやすく、相手を望む形で誘導することも出来ます。
例えば、先ほどの会話。
奥さんが発する言葉を、「帰りが遅くて、心配しちゃった。事故にでも遭ったんじゃないかと思ったの。今度、遅くなるときは、メールで良いから一回連絡してね。そしたら、駅まで迎えに行くことも出来るし。」
いかがでしょう？
この伝え方をされたご主人は、反発をしにくくなります。それよりも、心配させてしまっていると、胸にグッサリ来るのです。
想いを伝えるコツは、“怒りを客観的に認識する”と言うことです。
怒り任せでは、相手の心に響きません。
それよりも、怒りによる話し合いは、不和を生み出します。
望んだ結果が遠のきます。
怒りを自分自身で感じたら、その怒りをコントロールしましょう。
お茶を飲んだり、お風呂に入ったり。
一時的にその問題から離れると、当初の怒りは抑えられます。
そして、怒りの前に訪れた感情は何かを探ってみましょう。
概ね、悲しみや不安、不満があるはずです。
これが、第一感情です。
怒りは、第一感情の次に押し寄せる第二感情になります。
なので、常に、第一感情は何か？それを素直に告げるようにしていきます。
「心配しちゃった。」の部分ですね。
次に、男性は、女性による支配を毛嫌いする傾向があります。
社会的に、プライドを強く持ち、リーダーシップを発揮しなければならない男性は、家庭の中でも奥さんによる支配的な命令口調は受け入れがたいのが普通です。
なので、怒り任せの「○○して！」ではなく、「助けて欲しい」という伝え方をし、あくまでも“選択肢はご主人にありますよ”と、相手任せになるような言葉使いの方が、受け入れてもらいやすくなります。
そして、「あなたは、助けて欲しいと言う、私の気持ちが分からないの？」というユーメッセージではなく、「私は、あなたの助けが必要なの。お願い」という、“私”に比重を置いた、アイメッセージの方が反発を防げます。
以上をまとめると、
１．想いは第一感情を大切に。
２．怒りを感じるときは一休み。
３．男性に対してはお願い。
４．“私が”に、比重を置いたアイメッセージで。
以上の4つを実行するだけでも、関係性は格段に変わります。
今まで、ある意味自由奔放に想いを伝えていたあなた。
自分の想いを伝えてスッキリしていただけじゃ、もったいないと思いませんか？
きちんと相手に動いてもらえる伝え方について、今日はお話ししました。