明日からGW始まりますね。

皆さんは何処かへお出掛けになられるのでしょうか。

私は海外旅行へ!と言いたいところですが行けるわけもなく、国内で子どもたちとの時間を楽しみたいと思います。

前回、前々回の記事にコメントをくだ去った皆様、ありがとうございました。

メッセージもそうですが、中々返信できず、申し訳ないです。

探偵事務所絡みのご経験等、わかりやすく書いてくださっていますので、是非読んでいただきたいと思います。


さて、旦那と離婚をして晴れてシングルマザーとなった私ですが、寂しいことに、元々私には友達が沢山いるわけではありませんでした。

子どものお友達のママなど、よく顔を合わせる挨拶をする方は沢山いますが、本当に仲の良い友達は数人です。

元々自分のことをあまり話すタイプではない事も重なり、この騒動も後半になり、転園などで話をしなければならなくなった時に、信頼できるママ友に事情を話しました。

シングルマザーになると当たり前ですが、休日も、私+子どもでの行動が基本となります。

これまた当たり前ですが、旦那がいる、家族全員集合みたいなお出かけは不可能です。

両親が一緒に出掛けてくれることもありますが、毎日賑やかなので両親も疲れてしまいますし、大人だけで過ごしたいこともあることを感じます。

毎週、週末はどうしようかなと考えるのですが、シングルマザーになって、それまで休日に遊ぶことはなかったお友達が、私達を遊びに誘ってくれることがあります。

本当に感謝しかありません。

中には、お友達のお父さんも子どもたちと一緒に遊んでくださることもあり、感謝してもしきれません。

そのご家庭に甘えるとかでは無く、これからも感謝を忘れず、お友達を大切にしていきたいです。


それでは「法廷に現れたのは…」



先生の後に続いて法廷に入る。


誰もいない。


思っていたよりも小さ目だ。


しかし造りはしっかり法廷で、裁判官の席が一番上、書記官の席もあり、向かい合った席に被告の席もある。


そして柵があって傍聴席も。


誰もいないのに厳粛な雰囲気がすごすぎて、緊張してしまう。


いつも元気に話をしてくれる先生も、静かに相手方が提出した書面を、静かに私の前に置く。


書面を見ようとしたその時、スーツ着用爽やかなイケメン登場。


30代後半くらいのその男性は、私達と目線を合わせず軽く会釈し、私達の正面の席=被告の席に着席。



……………………………Aの代理人?おじいちゃん弁護士はどうした???


もしかして、交代?!


と思っていると、すぐに裁判官と書記官が、裁判官の座る席の後ろにあったらしいドアから登場。



裁判官「おそろいですね。それでは始めます。」



Aはまぁ、、、来ないか。普通に。



と思っていたら、全員立ち上がった。


私も慌てて立ち上がり、皆で礼。


そして座る。


こういうのがあるのね……


緊張していてちょっとした事で驚いてしまう。


するとすぐに裁判官が代理人に話しかける。


先生たちが裁判所へ送った書面の日時の確認をしているようだ。
 

それにしても声が小さい。


とても小さい。

 
裁判官の席から私達の席まで結構距離があるため、所々聴こえない。

 
ただ、提出した書面を読み上げ、内容の確認を双方の代理人にしていることは分かった。


そして、私側が提出した準備書面についての回答は、Aがこの場に居ないため確認をし、期日間に代理人同士で書面でのやり取りをすることになった。


事件の話は以上。


10分も経っていないような。


私は本当にただ座っていただけ…。



そして、次回の期日の話となった。


次回も出席予定の私も手帳を開いてみる。


裁判官「○月○日、○時からはいかがでしょうか。」


先生「すみません、さしつかえです。」


A代理人「私もさしつかえです」



「さしつかえ?!(差し支え)」


予定があって差し支えるから行けないという意味なのだろう。


何となく意味はわかるけれど、初めて聞く用語。


これは法曹界の業界用語なのかな?


先生は前に、依頼者さんに分かりやすいようになるべく使わないようにしてるって言っていたけど、きっとこういう用語が沢山あるんだろうな。


双方の予定が合わず、裁判官が予定をいくつも挙げていくにつれ、期日もどんどん先になる。


先の予定がびっしり詰まっている(特に私の)先生方が、格好良く見える。


期日も決まり、また立って礼して解散となった。


実にあっけない。


私の先生、わざわざ車で一時間くらいかけて来てくれているのに…


Aの新代理人は、終わると早足で法定をあとにした。


私達もなかなか素早く法廷を後にしたけれど、追いつけないような早歩きで階段を降りていった。


エレベーターにも乗らずに。