こんにちは。
あなたに春を届けるユボムです。![]()
しかし、最も美の基準の変化に
影響を受けやすい部位も、やはり鼻だと思います。
過去には華やかな美人像が好まれており、
顔全体のバランスに関係なく、
高くて派手な鼻が人気でした。
しかし、肌の状態を考慮せずに
過度に高さを出してしまうと、
さまざまな問題が起こる可能性があります。
例えば、仕上がりへの不満、鼻先の透け感、
鼻先の変形、境界線の目立ちなど
症状はさまざまです。
本日はその中でも、鼻整形後に起こる
可能性のある鼻先の透け感について
詳しくご説明したいと思います。
まず、鼻先の透け感は、手術を
受けて間もない方よりも、ある程度の時間が
経過した方に多く見られる症状です。
その理由は、
高すぎるシリコンプロテーゼが、
時間とともに皮膚を刺激し、
徐々に皮膚を薄くしてしまうからです。
加齢が始まると、皮膚は徐々に
薄くなっていきます。
その状態で高さのあるプロテーゼが
皮膚を刺激すると、さらに皮膚が薄くなり、
透け感が生じることがあります。
実際、鼻先の透け感は機能的な
問題というより、見た目の美しさに影響するため、
改善が必要になる場合があります。
まずは、透け感の原因となっている
シリコンプロテーゼを除去する必要があります。
プロテーゼの除去は、以前の切開線に沿って再度切開し、
挿入されていたプロテーゼを丁寧に取り除きます。
やはり、プロテーゼを除去すると、
以前に挿入されていたプロテーゼによって
形成された鼻の形や高さが変わる可能性があります。
特に、長期間プロテーゼが挿入されていた場合、
軟骨部分が圧迫されていたり、鼻骨が吸収、
変形しているケースもあります。
そのまま放置すると鼻の変形に
つながる可能性があるため、自家軟骨を用いた改善が
必要になることもあります。
プロテーゼの除去ではなく交換も可能ですが、
鼻先の透け感以外にも、鼻の変形・拘縮・炎症・
しびれなどが生じる可能性があるため、
自家組織を用いた再手術をおすすめします。
本日は、鼻手術後に起こり得る鼻先の
透け感の原因とプロテーゼ除去について
詳しくご説明しました。
美しさを追求することも大切ですが、
それ以上に安全性が最も重要です。
鼻手術後に鼻先の透け感が気になる方や、
プロテーゼの除去をお考えの方は、
鼻に関する知識と経験が豊富な
医師にぜひご相談ください。






