必見!インテリアカラーの基本と5つのルール ② | 工学部院卒による「インテリアのススメ」

工学部院卒による「インテリアのススメ」

デザイン性、実用性を兼ね備えた家具家電インテリアを紹介していきます。

昨日の続きです。

 

家具を買うときまずは形。

次に色なのですが、

その商品の色ではなく、

「部屋に合っているか」を最優先する

必要があります。

 

空間の印象を左右するトーンについて知る。

同じ青でも、藍、ペールブルー、

群青など、明るさや鮮やかさによって

色に違いが出てきます。

 

その違いを左右するのが明度と彩度です。

 


明度とは色の明るさのことで、

白に近いほど高く、

黒に近いほど低くなります。

 


彩度とは色の鮮やかさ、

冴え方を表すもので、

彩度が高い色はくっきりと派手に見え、

彩度が低い色はくすんで地味な印象を与えます。


この明度と彩度を組み合わせた

色の調子のことを、トーンと呼び、

 

同じ色でもビビッドトーンと言われる純色と

ダークトーンと呼ばれる落ち着いた色とでは

受ける印象が全く異なってきます。


インテリアでは、

この微妙なトーンの違いが

空間の印象を左右するポイントとなります。



☆お部屋のカラーがしっくりこないのは

5つのルールから外れているから

色相とトーンが与える基本的な

効果を知っておくとインテリアの

カラーコーディネートに役立ちます。
 

この色相とトーンの組み合わせがバラバラだと、

お部屋の印象がチグハグに感じます。

インテリアにおいて、

重要な組み合わせパターンは次の5つ。


●類似色の組み合わせ

緑と黄緑色、赤とオレンジなどの

類似色の組み合わせは無難で失敗が少なく、

初心者向けのカラーコーディネートです。


●反対色相(補色)の組み合わせ

黄色と青紫、オレンジと青など、

色相環で反対側にある色相を組み合わせると、

鮮やかなコントラストが生まれます。


●同じ色相で異なるトーンの組み合わせ

ビビッドトーンの青とペールトーンの青など、

同系色同士の組み合わせは、

合わせやすく失敗の少ない

オーソドックスなパターンです。


●異なる色相で同じトーンの組み合わせ

ビビッドトーンは刺激的で元気なイメージ、

ペールトーンは淡くてフェミニン、

ダークトーンなら落ち着きがあるなど、

トーンにはそれぞれのイメージがあります。

 

●トーンも色相も異なる組み合わせ

ダークトーンの青にストロングトーンの赤など、

色相もトーンもバラバラの組み合わせは、

新鮮で個性的な印象を作りますが、

かなりのセンスが必要な、

ちょっと冒険したい人向けの上級者コーディネート。
 

 

 

皆さんのお部屋は大丈夫ですか?

参考になれば幸いです♪

 

 

 

以上、読んでいただきありがとうございます(''ω'')♪