昨日の続きです。
家具を買うときまずは形。
次に色なのですが、
その商品の色ではなく、
「部屋に合っているか」を最優先する
必要があります。
空間の印象を左右するトーンについて知る。
同じ青でも、藍、ペールブルー、
群青など、明るさや鮮やかさによって
色に違いが出てきます。
明度とは色の明るさのことで、
白に近いほど高く、
黒に近いほど低くなります。
彩度とは色の鮮やかさ、
冴え方を表すもので、
彩度が高い色はくっきりと派手に見え、
彩度が低い色はくすんで地味な印象を与えます。
この明度と彩度を組み合わせた
色の調子のことを、トーンと呼び、
同じ色でもビビッドトーンと言われる純色と
ダークトーンと呼ばれる落ち着いた色とでは
受ける印象が全く異なってきます。
インテリアでは、
この微妙なトーンの違いが
空間の印象を左右するポイントとなります。
☆お部屋のカラーがしっくりこないのは
5つのルールから外れているから
色相とトーンが与える基本的な
効果を知っておくとインテリアの
カラーコーディネートに役立ちます。
この色相とトーンの組み合わせがバラバラだと、
お部屋の印象がチグハグに感じます。
インテリアにおいて、
重要な組み合わせパターンは次の5つ。
●類似色の組み合わせ
緑と黄緑色、赤とオレンジなどの
類似色の組み合わせは無難で失敗が少なく、
初心者向けのカラーコーディネートです。
●反対色相(補色)の組み合わせ
黄色と青紫、オレンジと青など、
色相環で反対側にある色相を組み合わせると、
鮮やかなコントラストが生まれます。
●同じ色相で異なるトーンの組み合わせ
ビビッドトーンの青とペールトーンの青など、
同系色同士の組み合わせは、
合わせやすく失敗の少ない
オーソドックスなパターンです。
●異なる色相で同じトーンの組み合わせ
ビビッドトーンは刺激的で元気なイメージ、
ペールトーンは淡くてフェミニン、
ダークトーンなら落ち着きがあるなど、
トーンにはそれぞれのイメージがあります。
●トーンも色相も異なる組み合わせ
ダークトーンの青にストロングトーンの赤など、
色相もトーンもバラバラの組み合わせは、
新鮮で個性的な印象を作りますが、
かなりのセンスが必要な、
ちょっと冒険したい人向けの上級者コーディネート。
皆さんのお部屋は大丈夫ですか?
参考になれば幸いです♪
以上、読んでいただきありがとうございます(''ω'')♪