必見!インテリアカラーの基本と5つのルール ① | 工学部院卒による「インテリアのススメ」

工学部院卒による「インテリアのススメ」

デザイン性、実用性を兼ね備えた家具家電インテリアを紹介していきます。

前回ソファの記事を書きましたが、

家具を買うときいつも迷うのが色合いです。

 

 

私は部屋のコーデで最も大切なのは

「配色」だと考えています。

 

 

少し難しい話になりますが

色の特性について少し勉強してみました。

 

 

まずはカラーコーディネート

まとまりやすくする

色と色の関係を知っておこう


実生活で色について

認識する機会がないので、

色どうしを合わせるとなると

何と何を合わせるのが

正しいのかわからなくなってしまいますよね。

色は、、黒、グレーといった色味のない

「無彩色」とそれ以外の「有彩色」に分けることができます。
有彩色」にはハッキリとした色から、

くすんだ色淡い色濃い色と様々な色がありますが、

どの色も赤、黄、青の3原色を混ぜ合わせたものです。


この3色の中間色を加え、

黒や白、グレーが混ざらない

最もピュアな「純色」を近い色順に

並べたものが色相環です。

 

 

「色相」とは、の色味のことを指します。


色相環では向かい合う色が補色(反対色)となり、

2つ隣くらいまでが類似色相、

補色を中心に左右2つを加えた5色くらいまでが反対色相となります。

この色相環を参考にするとカラーコーディネートがまとまりやすくなります。


色の3原色



 

 

10色の色相環



 

から色までの3つの色相は「暖色系」、

青緑から青紫までの3つの色相は「寒色系」と呼びます。

暖色系は暖かさや熱さを感じさせ、

エネルギッシュで明るい雰囲気をイメージさせます。
寒色系は冷たさや涼しさを感じさせる色相で、

静かで落ち着いたイメージを与えます。


どちらにも属さず温度感を感じさせない

4つの色相、黄緑と緑、紫と赤紫を

「中性色系」と呼びます。


3つの色相の組み合わせパターン

類似色相:色相の両隣との組み合わせ。

赤を例にとると、オレンジと赤紫の組み合わせ。
補色:ある色相の反対側に位置する色との組み合わせ。

赤を例にとると、青緑が補色にあたります。

 


反対色相:補色とその両隣2つ、

合計5色の組み合わせ。

赤を例にとると、青紫の組み合わせ。

 

 

本日はここまで。

②へ続きます。