引越準備ほぼ完了 | ヴァージニア日記 ~初体験オジサンの日常~

引越準備ほぼ完了

急な引越だったので、荷物を家まで取りにきてくれる引越パックは予約満杯で使えず、

昨日、私の元教え子であるA子さんに(Kさんからお借りした)バンを運転してもらい、

私の車と2台で、段ボール箱をヤマト運輸のワシントンDC支局まで運んできた。


荷造りを終え、荷物を出してしまったので、ホッと一息 というところだ。

荷造りと段ボールの運搬などの引越準備には、今春シャーロッツビルに越してきた

私のY高専時代の教え子、KW君とA子さん夫妻 がいっぱい手伝ってくれた。

彼らがいなかったから、到底この引越は無理だっただろう。

まったくもって有難いかぎりである。


思えば、アメリカ生活をスタートした最初の二日間 は、

・最初の日に家のシャワーが壊れ、夕方から長時間停電

・次の日には、駐車違反で車をレッカー移動される

という 劇的な始まり だったのであるが

いざ帰ろうとする時も、無事ではすまなかった。。。

女房の病気治療のため帰国を早めるというのももちろんハプニングには

違いないが、それを除外しても、


先週の水曜日(前回のブログに書いたアレックス君たちとディナーに行った日)

の出来事も忘れがたい。


この日、女房がここ2ヶ月ずっと通っているカイロプラクティックの治療院(写真下)

を後にし、駐車場に出てみると、

カイロプラクティック治療院

な、なんと、車の前輪(右側)がパンクしているではないか!!


情けない話だが、私は車に関してはまったくと言っていいほどなにも知らない(+できない)

人間で、タイヤ交換すら自分一人ではしたことがない。。。

携帯電話はすでに使えなくなっているので、あわてて治療院に引き返し、

治療師のアンジェラさん(若くてかわいい女性)に、急を訴える。

アンジェラさんが「じゃあ、私がやってあげる」というわけで、

しばらく奮闘してくれたものの、彼女は次の予約のため車で外に出なければならず

そこで時間切れ。。。

同じビルに入っている別の事務所の人たちに応援を頼んでくれ、なんとか無事に

スペアタイヤを装着。

ほんとうに、こういう時はアメリカ人というのはみんな親切に助けてくれるので、

有難い。

帰り道、女房は、
「これで最後の厄落としができたんじゃない?」と。

(←彼女は私に比べると楽天家である)


私は、

「いや、まだもう一回ぐらい、何かありそうな気がする・・・・・」

と言ったのがまずかったのか、、、

やはり、それだけでは済まなかった。

アレックス君たちと食事をして、夜10時ごろに帰宅したところ、

いきなり、エアコンが故障し、止まってしまったのである!!

連日33~34度の猛暑が続く中、クーラーなしではとても荷造り

などできたものではない。。。


翌朝、電話帳でエアコン作業の業者を調べ、

まずはKさんが前に来てもらったことがあるという某社に電話。

「昨夜、エアコンが急にストップしちゃったんですけど・・・

家の外に出て、室外機を見てみたらファンが回ってなくて・・・

すぐに来ていただけませんか?」

「今週の土曜日までは予約でいっぱいです」、というすげない返事。


「こっちは緊急なんです!! なんとか今日来ていただけませんか?」


「ノー」

というわけで、ため息が出るばかり。。。


気を振り絞って、次の業者(大家さんに教えてもらった一番大手のF社)に

電話。

運がよかったのか、やはり大手の会社はスタッフに余裕があるのか、

こちらは一発で、「OK! a few hours laterにお宅に伺います」ということで、

ホッとした。


でも待てよ、、、、
さすがに10ヶ月もアメリカで暮らしていると、こういう言葉は(言語的にでは

なく)文化的に翻訳できるようになる。


a few hours laterを「2、3時間後」などと翻訳しているようではダメなのだ。

(たとえば、a couple of minutesは字義通りには「2分」、慣用句としては

「数分」だが、アメリカ生活の常識では「15分~20分」である。

なので、"a couple of minutes お待ちください"と言われて、20分以上

経たないと、「あの~、まだですか・・・?」と尋ねるには早いのだ!

ちなみに、30分以上待たされることはしょっちゅうある)


そうかあ、まあ、「今日中」に来ればいい、としなければ。。。

(今日の日中は荷造りどころではないなあ・・・と覚悟)

ところが、このF社がすばらしいのか、私たちの日頃の行いがいいからなのか、

なんとこの日は、きっかり3時間後に作業員が来てくれ、エアコンは無事修復

したのでした! (予想が外れてこれほど嬉しい、というのも稀である)


まあ、そういうわけで、

始まりと同様、波瀾万丈の日々を過ごしつつ、毎日のようにいろんな人たちとの

お別れ会が続きます。


今日(7月4日)は、言わずとしれた、アメリカの独立記念日。


荷物を出し終わったので、あとはスーツケースの荷物を詰める以外は、

家の掃除と片付けだけ。

明日、明後日と二日あるので、今日は一日ノンビリしようかと思っています。

夜には、近くの公園で花火が上がります。 

なにか自分たちのために上げてくれるようで(笑)、グッドタイミング!?