わぁぁぁぁお!!
せっかく書いた記事が消えてしまったぜ!!
なので私の闘病中の痛みや精神的ダメージの話は次の記事で書きます。
私が読んだ本はたぶんコレだと思います。
本を買ったはいいが免疫療法を悪く言っていたので捨ててしまったらしい。。。
臨床試験は抗がん剤の分野だけで行われるものではありません。
がん治療のあらゆる領域で臨床試験が行われていて、放射線に関する臨床試験もあります。
なかで今一番問題なのは、科学技術庁・放射線医学総合研究所で94年から始まった、
重粒子線の照射に関する臨床試験でしょう。
日常の放射線治療で用いられるのとは異なった、ネオンや炭素などのイオンを人体に照射するものです。
重粒子線照射の理論上のメリットのひとつは、線量のピークをつくれることで、
身体の深部の狭い範囲に高線量を集中して照射できます。
理論上のもうひとつのメリットは、単位線量あたりの、がん細胞の殺傷力が強いことです。
それゆえ、がんを退治する「魔法のメス」になるのではないかと期待され、
日本に世界で始めての患者専用装置が作られ、臨床試験が始まったのです。
しかし、その臨床試験には、疑問な点がいくつもあります。
その最大の疑問点は、第一相試験と第二相試験とをごっちゃにしてはいないかということです。
というのも臨床試験の計画書には、「フェイズⅠ/Ⅱ臨床試行」とありますが、
その計画書をどう分析しても、第一相試験と第二相試験とをひとつの試験でかねてしまおうというもののようだからです。しかしそれは、臨床試験の根本ルールに外れたことなのです。
なぜならば重粒子線照射は新しい方法なので、新抗がん剤と同じく、副作用や後遺症だけを見る第一相試験を行わなければならないからです。
そして照射の第一相試験の場合も、どのような副作用や後遺症が出るかは未知ですから、
手術や従来の放射線治療など、他の方法で治療が見込める患者を対象とすることは許されません。
しかし放射線医学総合研究所では、他の治療法で治療が見込める患者を対象として、臨床試験を開始しています。
重粒子線には原理的な疑問もあります。正常細胞が放射線で殺傷された場合に、副作用や後遺症が現れるわけですが、重粒子線は単位線量あたりのがん細胞の殺傷力が強いということは、同時に正常細胞の殺傷力も強いことを意味しますから、副作用や後遺症がひどくなる可能性もある、非常に危険な放射線なのです。
そして放射線の後遺症は一般に、長く生存するほど、発生確率方が高まりますから、長生きする可能性の高い早期のがんや小さながんに照射するほど、危険性が高まることになるわけです。
したがって、第二相試験に移行しても、治る可能性が低い人を対象にしなければならないわけです。
といって、治る可能性が低い進行がんを対象とすると、照射すべき範囲が広くなるので、重粒子線を集中して照射できなくなり、理論上のメリットの一部がはっきり失われます。
他方、単位線量あたりの殺傷力が強いという性質は残りますから、照射範囲が広いだけに、後遺症もより重篤になりかねません。それを心配して照射線量を抑えようとすると、今度はがん細胞を殺傷する力も弱くなるわけで、従来の放射線治療成績を下回る可能性がでてきます。
要するに、重量子線による照射はまだ実験段階で、とても治療といえる段階にはありません。
それなのに、重粒子線「治療」などと報道されるのは困ったもので、患者たちには、治療と試験とを混同してはいけない、試験が十分になされないうちに重粒子線の照射を受けるのは危険、と申し上げなければならないでしょう。
また、兵庫県でもう一台設置する計画があるようですが、何百億というお金があるなら、とりあえず震災復興に使って、放射線医学総合研究所での結果をみたほうが得でしょう。
ま、こんな内容です。
でも、調べていくと重粒子線は有効という記事も沢山ありました。
しかし、、、可能性という言葉が多いですね。笑
副作用や後遺症がひどくなる可能性。。。。
放射線治療成績を下回る可能性。。。。
かもね。ってことですよね。
今度、この内容の記事を書く時には体験談を沢山集めてきます。
実体験に勝るものは無いですからね。。。。。。。。