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URUオンラインスクールは主に起業や経営について学ぶものですが、竹花さんが日本経済について語った動画を見て、なぜ日本は今の経済状態になったかに興味を持ちました。またそれを知るためには日本経済に影響を与えた国際政治の歴史も勉強すべきと思い、学んだ知識を使ってブログを書きました。このブログの参考になった動画は一部公開ですが、YouTubeで以下のリンクから見られます。全て見たくなった方はぜひURUオンラインスクールに入学してください。

 

 

 

  作戦中止と大事故

 

タンクローリーから逃げ出した運転手がイラン・イスラム共和国政府に作戦を知らせる危険がありましたが、この運転手は燃料の密輸を行っているので、ことを公にしないであろうと判断されたため、救出作戦は続行されます。ニミッツから発艦した8機のRH-53Dもデザート・ワンを目指しますが、1機が飛行開始から2時間後、ローター部分に亀裂が入ったことを警告するランプが点灯して、砂漠に不時着、乗組員は別のヘリコプターに救出されます。

 

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タンクローリーから逃げ出した運転手がイラン・イスラム共和国政府に作戦を知らせる危険がありましたが、この運転手は燃料の密輸を行っているので、ことを公にしないであろうと判断されたため、救出作戦は続行されます。ニミッツから発艦した8機のRH-53Dもデザート・ワンを目指しますが、1機が飛行開始から2時間後、ローター部分に亀裂が入ったことを警告するランプが点灯して、砂漠に不時着、乗組員は別のヘリコプターに救出されます。残りのRH-53D「ハブーブ」という砂嵐に巻き込まれ、そのうち1機は電気系統の故障で目的地まで飛ぶのに必要な計器が利用できなくなり、ニミッツに引き返します。なんとか6機のRH-53Dがデザート・ワンに予定よりも50分から90分遅れでたどり着きました。しかしたどり着いたうちの1機が油圧系統が故障して修理不能になってしまいます。これで動けるRH-53Dは5機しかなくなり、救出にはRH-53Dが最低6機必要でした。現場指揮官はカーター大統領に作戦中止を求め、大統領も受入れ部隊は撤収することになりました。

デザート・ワンにはMC-130が3機とEC-130が3機いましが、EC-130のうち1機が、地上で中止確認命令を待つために長いアイドリングしていたせいで、燃料が少なくなってしまい、すぐに離陸しないと燃料切れになることがわかりました。EC-130が離陸するとプロペラが起こす大きな砂嵐に2機のRH-53Dが巻き込まれるため、2機を移動させないといけません。しかしそのうち1機は着陸時の衝撃でタイヤがパンクして地上走行ができず、移動するために実際に地面から浮き上がらなければなりませんでした。それでパンクしたRH-53Dが浮かすのですが、浮いたときに大量の砂が巻き上げげられ方向感覚がわかりません。地上で管制をする隊員がいましたが、砂嵐で吹き飛ばされてうまく指示ができず、RH-53DのパイロットはEC-130から離れたと勘違いして前方に飛び出し、EC-130にローターを衝突させてしまいます。双方の燃料や弾薬が爆発、炎上し両機は粉々に破壊されてしまします。これで作戦部隊の8人が死亡、多数の重軽傷者を出す惨事となりました。生き残った部隊はRH-53D4機と死亡した隊員の遺体を残して、残りのEC-130でマシーラ島の飛行場に向かい、そこからエジプトのワディ・ケナにあった基地に戻ります。重軽傷者はドイツ南西部のラインラント=プファルツ州にあるアメリカ空軍のラムシュタイン基地の近くにある、陸軍のラントシュトゥール地域医療センターに収容されました。デルタフォースの初陣は敵に一発の弾も打つどころか、事故により多数の犠牲者を出す悲惨なものでした。

 

 

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  作戦失敗の教訓

 

 

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周辺住民からの報告でイラン・イスラム共和国政府が現場を調査、作戦部隊から解放されたバスの民間人などの証言から。アメリカの人質救出作戦が失敗したことを知り、ホメイニ師は神アッラーの加護により、砂と風が味方してカーター大統領のヘリコプターを粉砕したと述べて、破壊されて黒焦げになった機体などの写真が大きく宣伝され、ホメイニ師の名声と支持はさらに大きく高まりました。同時にイラン・イスラム共和国のアメリカに対する態度はますます硬化し、人質はアメリカ軍に奪還されることを防ぐため、複数の場所に移されて監禁されます。

 

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作戦失敗の原因ですが、当初、作戦には空軍の戦闘捜索救難ヘリコプターHH-53が投入される予定だった。HH-53は様々な天候で活動できる能力があり、この救出作戦には適した機体でしたが、ローターの折りたたみできず、空母には搭載できないと海軍が反対し、急遽、航続距離が長く、収容能力が大きく、空母にも搭載できるRH-53Dが代わりとなりました。しかしRH-53Dは本来、機雷掃海を行うヘリコプターであり砂漠や山岳地帯で活動する機体ではありません。この機体の選定ミスが失敗の原因のひとつとされ、これは海軍が自らの手柄を欲しがったために起こったといわれています。他の原因はRH-53Dのパイロットには実戦経験がなく操縦技術が熟練しいなったこと。機密漏洩を恐れて、陸海空軍と海兵隊の4軍の意思疎通が不十分であったこと。気象担当が作戦部隊に砂嵐ハブーブのことを知っていながら伝えていなかったこと。作戦が複雑すぎるなどがあります。またデルタフォースが創設されていたとはいえ、財政難で兵力や軍備が削減され、実践経験豊富で優秀な兵士たちがいなくなり、アメリカ軍が全体的に弱体化していたこと、カーター大統領がCIAの情報収集能力を削いでいたも原因でした。

イーグルクロー作戦の失敗を教訓にアメリカ軍では陸軍に1981年10月、通称ナイトストーカーズと呼ばれる、デルタフォースなどの支援のためへリコプターで様々な任務を行い、これまでできなかった夜間低空飛行もできるSOAR(A):Special Operations Aviation Regiment (Airborne)。海軍は1980年11月、前からあったネイビーシールズという特殊部隊が分割され、デルタフォースでは対応できない海上のテロに対応できるDEVGRU(Development Group)。1987年4月には陸海空軍と海兵隊がまとまって協力するための組織であるUSSOCOM(United States Special Operations Command)がそれぞれ創設されます。

 

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  膠着状態になる人質事件

 

 

1980年4月25日にカーター大統領はテレビ演説で救出作戦について説明し、失敗の責任を認めます。

 

 

国際的な統計調査会社Statistaによればカーター大統領の支持率は就任して3ヵ月後の1977年3月21日に最高の75%と最高でしたが、経済政策が効果を上げず不況が続いたこともあり、イラン革命が勃発してすぐの1978年1月23日は52%、人質事件から約4か月後の1979年7月2日は最低の28%、その後は少し持ち直したものの、次期大統領選挙前の最後の調査である1980年9月15日は37%で選挙で勝てるような支持率ではありませんでした。

その後、アメリカ大使館近くのアムジャディエ・スタジアムで極めて短い離着陸を可能にするため、前後にロケット・スラスターを装備し改造されたC-130輸送機を使った2回目の救出作戦が計画されましたが、演習中に事故があり計画は難航します。同時にカーター大統領はサウジアラビアやヨルダンなどのアメリカと近い国を介してイラン・イスラム共和国政府の説得を試みますが、1980年7月11日に病気の1人か開放されただけで膠着状態になってしまいます。

一方、パナマに追いやられていたパフレヴィー2世ですが、パナマの支配者であるオマール・トリホス将軍は共産主義に近い思想を持つ人物で、パフレヴィー2世を嫌っていたものの、カーター大統領の圧力でなくなくパフレヴィー2世を受け入れていました。当初パフレヴィー2世はパナマのコンタドーラ島の別荘にいましたが、パナマでは受入れに反対する暴動が起こります。このためトリホス将軍はパフレヴィー2世を設備の悪いパナマ市内に病院に移し、監禁状態にして囚人のように扱いました。また滞在や警備にかかる費用として法外な支払いを要求します。しかもパナマにイラン・イスラム共和国の使者がパフレヴィ―2世の引き渡しを求める要請書を持っ来て、パナマ政府が引き渡しに応じるいう噂も出ます。パフレヴィー2世もガンによって健康状態がひどく悪化していました。これにエジプトのアンワル・サダト大統領とジェハン・サダト大統領夫人が心配し、大統領夫人がパフレヴィー2世の妃であるファラ・パフレヴィー王妃にエジプトへの入国を勧めます。

 

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