こんにちはY.Hです。今回の竹花さんの講座は
ブラウンディングの具体例についてです。
前にビジネスにおけるブランディングに
ついて話をしましたが、今回は具体的に
ブランディングをどのようして
高めていくのかの話を美容室を例にとり
話をします。
この講座を見れば、起業でのブランディング
に役立つことでしょう。
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厳しい時代で生き残るためのブランディング
厚生労働省の2021年2月に発表した
令和元年度衛生行政報告例によれば
全国の美容室の数は25万4222件。
日本全国には美容室がゴマンとあります。
そのうえ美容室やエステなどの美容系の店の
開業1年以内の廃業率は一般企業の平均が30%なのに対して、
美容室やエステなどの美容系の店は60%。
10年以上の存続率は5%。
20年以上続くのは全体の0.3%程度といわれています。
このデータは
だといいます。
例えば、ひと昔前はどこかにいい美容室がないか、
探したりするときは、街に出かけたついでに
歩いて探して見つけていたりしたでしょう。
現代のようにSNSが発達した時代になると、
多くの人が歩いて探す必要はなく、ネットでいくつか
美容室を探して、それぞれの店を比較して
よさそうな美容室を選んで行くようになり
ました。ただでさえ数が多く競争の激しく
廃業率が高い美容室も、SNSの発達により、
店同士を比べられたりして
経営環境はますます厳しくなる一方なのです。
この非常に厳しい時代にどう生き残るか、
総務省統計局発表の「小売物価統計調査」
によると2021年の美容室のカット料金の全国平均は3624円
です。しかし東京世田谷区の成城に
にある「EQ by HolisticHaircut」という美容室
では有名な美容専門家でもある、代表の
大峰浩喜さんのカット料金は7万円と大変高額です。
この3624円と7万円の違いは何なのか、
これが前のブログでも述べた、
起業して厳しい時代に生き残るために
絶対に必要な「ブランディング」である
竹花さんはいいます。
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お金をかけないブランディング
ブランディングと聞くと、高級なイメージが
しますが、そうではありません。ブランディングとは
どれだけのユニークさを出せるかなのです。
ブランディングはお金がかかるのではないかと
思われますが、広告を出すのと違って
お金がなくてもできます。
広告を出すというのはプロモーションの一つです
プロモーションは不特定多数の人に、「あなたが
好きです」と言ってまわるようなものです。
広告などのプロモーションはお金がかかります。
お金をかけて、不特定多数の人に好きです
と言ってまわっても、誰も振り向いてくれなければ
お金の無駄です。それに1000人、2000人に
好きですと言ってまわり、それでたとえ
振り向いてくれても、1人や2人しか
いなかったとすればこれも割に合いません。
これはブランディングがないからこうなるのです。
ブランディングがないうちは広告を出しても
意味がありません。
ブラウンディングは高めれば、
広告のようにお金をかけてプロモーションして
不特定多数に「好きです」といわなくても、
お金をかけずに、多くの人から「あなたが好きです」
と言ってもらえるのです。
そしてブランディングが高まり、
事業が軌道に乗りはじめてから
プロモーションをした方が、より多くの人に振り向いて
もらえて「あなたが好きです」といってもらえるように
なり効果的なのです。
ではブランディングとは何なのか、
これはまずものの一般的な市場価格を考えています。
先程、美容室のカット料の平均は3624円と言いました。
これが一般的な市場価格のように思えますが
竹花さんそう考えるのではなく、美容室など関係なく
「髪を切る」という行為を自体を安くやっている
すぐ思い浮かぶ有名な店はどこかと考えます。
それで多くの人が思い浮かぶのが「QBハウス」でしょう。
QBハウスのカット料は前は1000円
現在は税込で1350円にまで上がってます。
多くの人が思い浮かぶ
QBハウスの1350円が「髪を切る」という
行為の市場価格だと考えるのです。
牛丼もそうです。安くて有名な吉野家の牛丼は
並盛の価格が税込で448円です。なら牛丼の市場価格は
448円。
もし有名なものが思い浮かないようなサービスや
商品であれば、ネットで安い価格でありそうな
ものを検索するのです。たとえばサウナの入浴料
は東京の安価なサウナだと銭湯のサウナ
となり入浴料480円程で入れます。
ならサウナの市場価格は480円と考えます。
美容師に「QBハウスは1350円で
安い値段で髪を切っているのに、なぜあなたは
3500円ぐらいの高い値段で髪を
切っているのですか。」
と聞いても、うまく答えられる美容師はいないでしょう。
「自分は髪を切るのがうまいからだ。」と答える
美容師もいるかもしれませんが、
美容室の美容師とQBカットの理容師との技術力に
大変な差があるとも思えません。
そもそもそんな質問をする人は
いませんし愚問のように思われるかもしれませんが
竹花さんは自分の経営する美容室の美容師に同じ質問を
して、やはり答えられなかったと言います。
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美容師は髪を切るな
美容師業界では新人美容師が実際にお客さんの髪を
切る営業レベルのスタイリストになるまでには
少なくとも2〜3年のアシスタントとして
下積み修業することが当たり前の慣習のようになっています。
アシスタントは店の雑用をこなし、営業時間終了後に
1日1時間ほどのの練習を週に数回、
1年間で約200時間を2〜3年をかけてスタイリストに
なるために下積み修行するのです。しかしこれでは
せっかく習得した技術も忘れては思い出すの
繰り返しになってなかなか上達しないうえ、
更に営業後時間終了後で疲れた体で居残して練習するので
大変効率が悪く時間がかかってしまうという考え
もあります。QBには美容室と違って若い女性が
来ないではないか、と思われますが、
竹花さんの考えは、そんなことは関係なく
QBだろうが美容院であろうが
髪を切るだけなら、どんなに技術がすぐれていても
本来のカット料金はQBと同じ1350円である。
髪を切るだけならどの美容室も1350円以上の
お金をお客さんからとってはいけない。という
ものです。なので技術など美容学校
学校で十二分に学んでいるはずであり、髪を切る
だけなのだから達人のような技術など必要ない。
竹花さんはそう考えて、経営する美容院では新人美容師は髪を切る練習
などほとんどさせませんし、アシスタントの
経験は2ケ月程で終わりで現場に出てスタイリストとして
お客さん関わらせて髪を切るようにしています。
美容室が1350円以上のお金をお客さんから
もらうにはどうすればよいか、
これがブランディングです。
ブランディングでは商品の食材などを
高級で質の用意ものにする。食器、椅子、テーブル
などを高価なものにする。
店舗の内装を高級感のあるものにしたりも
しますが、これらは大変お金がかかります。
竹花さんは大事だと思っているのは
このようなブランディングではありません。
ではどうするか、
竹花さんの美容室では来たお客さんにウェルカム
ドリンクとしてシャンパンやカフェラテのような
ドリンクを無料で出して上げるのです。
ドリンクは安いグラスの安い飲み物でもかまいません。
お客さんが飲むか飲まないかも関係ありません。とにかく
出すことが大事なのです。
また店内に撮影スペースを設けて、髪を切ったお客さんの
希望があれば、無料で写真を撮ってあげたり
写真を店のインスタに載せてあげたりします。
美容室の美容師には個人のインスタの
アカウントを作らせて、インスタをしているお客さん
が来店して了承をえられれば、お客さんのアカウントに
フォローさせてもらう。
そして美容師から、その日のうちに、「ご来店ありがとう
ございました。」などと、お礼のDMを送ります。
それから月1回お客さんのインスタの投稿
にコメントをしたり、DMを送ったりするのです。
このコメントやDMも、「キャンペーンをやって
ますので来店お待ちしています。」などと
店の宣伝をするようなビジネス
ライクなものではいけません。仮にお客さんが、
レストランの料理をインスタに載せていれば
「おいしそう、私も食べたいです。」と友達
のようなコメントやDMにします。
これらのようなお金をかけずに、
お客さんを楽しませて、特別扱い
されているような気分にさせる
エンターテイメント性を持ったパフォーマンスを
店や従業員にやらせることが、一番大事なブランディング
なのです。美容師には美人な女性やイケメンも多い
美容師が恋愛相談にのってくれるという
サービスをしてもかまわないでしょう。
竹花さんは、美容室の廃業率が高いのは、美容師に
ひたすら髪を切る練習をさせて技術一辺倒で、
来たお客さんを楽しませることをしない店が多い。
これではブランディングなどできませんので
ゴマンとある美容院の中で差別化もできず、
挙句の果てには価格競争に巻き込まれたり
するので潰れる、つまり、売り物を間違っている
といいます。美容室では
美容師に技術を磨かせて、髪をうまく切ると
いうものを売り物にするのではなく
お客さんを楽しませる技術を高めさせて
それを売り物にした方がブランディングが
高まり、ずっと店はうまくいくのです。
今まで美容室で話をしてきましたが、これはどの
事業にも当てはまります。
ブランディングを制する者がビジネスを制します
竹花さんの会社MDSは
インスタなどの集客サービスがメインでもあります。
この会社のブランディングは、集客サービスの
システムのクオリティや集客のためのコンサルティング
を売り物にすることではありません。それは竹花さん
の集客サービスの事業と関係なく、竹花さんが
「どうすれば、あなたの事業が生き残れるか」という
ビジネススキルを情報をYouTubeやインスタなどの
SNSなどで発信することなのです。
これが竹花さんの会社の売り物でありブランディング
なのです。また会社のサービスを営業するにしても、
お客さんに対面で「こうすれば、あなたの事業は生き残れ
ますよ。」向き合って教えるようでは全く意味がなく、
「一緒に頑張りましょう」というようにお客さんと一緒に
生き残るためのビジョンを見るような営業でないといけ
ません。これもブランディングを高める
パフォーマンスなのです。
ではこの講座のまとめですが
●ブランディングはたくさんの人が自分から「あなたが好き」
といってくれるようなもの。
●ブランディングを制する者がビジネスを制する、ブランディング
がなければ、ビジネスは絶対にうまくいかない。
●ブランディングを高めるのは商品やサービスのクオリティではなく、
どれだけ質の良いエンターテイメント性があるパフォーマンス
ができるか。
お読みいただきありがとうございました。
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