世に様々な善人三悪が云われている。
代表的なものは、仏教のものだ。
しかし、本日の善人三悪は、ただの俗人である筆者のものである。
私家版 善人三悪
【無 職】 稼ぐ手段を持たないこと
【無 財】 財の蓄積が無いこと
【無投資】 老年に達す前までに、安全な投資を成就したか
無職と無財は、言うまでもない。
健全な投資の成否が、人生の質(QOL)を大きく左右する。
投資など無用というのも人生で、否定はしない。
人それぞれではある。
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人により、人生で満足したことはそれぞれ違うだろう。
そもそも、どれか一つなどとは絞ることは難しい。
しかしながら小生の場合、その中のいくつかとなれば直ちに挙げることができる。
それは、趣味の一時だ。
晴れた日の海原で、ディンギー(小型ヨット)やカヤックで走破する。
輝く海原の紆波(うねり)を超える楽しさは格別だ。
また、晴れた日の砂浜を馬でキャンター(駈足)する。
これはいわゆる馬上の天国である。
今は、ヨットや乗馬の師匠や仲間の多くは他界したが、彼等と過ごした日々は、何物にも代えがたい楽しい思い出だ。
これこそが小生の 人生の満足だ。
今後、人生の終焉を迎えるとき、たとえ寝たきりになったとしても、人生の満足は鮮明に思い出すことだろう。
きっと、芭蕉の「夢は枯野を」の心境に違いない。
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今は亡き父母によると、小生が赤ん坊の時は、寝ては泣き起きては泣いたそうだ。
そのたびに、小生は抱かれて揺らすことで泣き止んだ。
そのせいか、大人になっても揺れることが大好きである。
乗馬で野外騎乗しキャンター(駈足)するときなど、いわゆる馬上の天国を実感する。
また、ディンギー(小型ヨット)やカヤックで海上の紆波(うねり)を超えるときなどアドレナリンが沸騰する。
要するに揺れることが快感なのだ。
日常生活では、バスに乗っても揺れるとすぐ眠くなる。
車を運転しても、眠くなるのは困ったことではある。
さて、本日のお題である。
マッサージチェアを掛けると直ぐに眠てしまう。
妻によると、5分ほどで寝てしまうそうだ。
これも、赤ん坊以来の揺らしによるものだろう。
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