お煎茶の会 | くりちゃんのブログ

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千葉県柏市 器屋
器処 くり原
(器処 くり原のブログです)

お茶を楽しむ会を主宰している近藤美知絵さんを
講師にお迎えしてお煎茶の会を開きました。

今回は近藤先生の提案で実際にお茶作りに挑戦したのですが、
これが楽しかった!

まずは前日に茶摘みし乾燥させた茶葉を、鉄なべで両手を使って炒り
あげ、水分を飛ばします。

もちろん参加者全員で。





次は、炒りあげた茶葉を茶紙に広げて、手で揉んでいきます。
これは、繊維を壊しアクをだす作業だそうです。



これを2回しました。
童心に返ったようで楽しい作業でしたよ。

私たちは、この後数滴のお茶を味うのですが、
Aさんにはずっと火入れを続けていただきました。




数滴のお茶はナント平成15年に作ったお茶だそうで、
13年前のお茶?と驚きでしたが、歳月をかけた分熟して
奥行きのある味わい深いお茶でした。
おいしかった!

火入れが進んでいくと、カサカサと茶葉が乾燥してきた様子が
目と耳で確認できて、臨場感たっぷり!



説明文を読むより、聞くより、実際に手を動かすことで
出来上がっていく様子がわかりましたし、忍耐のいる作業だと
いうことも理解できました。

まさに百聞は一見に如かずです。

これだけ手がかかっているのだから、大切に飲まなくては
と思います。

生産者さんを支えるためにもね。

来年も茶葉作りしたい!参加者全員の思いを近藤先生は
しっかり受け止めてくださったようです。

次回のお煎茶の会は秋、10月と11月に開く予定です。