連載:月刊アフタヌーン
出版:講談社
<ストーリー>
教室でいきなり『好きです。俺と付き合ってください』と告白したと「星野」と告白された「根岸」。それから付き合うことになった2人と、その周りが繰り広げるコメディ。
ラブロマと銘打っているものの、実際はラブコメ。とはいえ、そのコメディが非常に自然で面白い。
告白した「星野」は非常にカタく、逆に「根岸」はやわらかくて多少暴力的(ツッコミキャラだからしょうがないのかもしれんが)。そんな2人だからあわないかと思えばさにあらず。いわゆる凸凹コンビとして非常にマッチしている。
2人とも非常に正直。告白のシーンから想像できるとおり、「星野」は思ったことをはっきりと口に出すほど正直なのだが、告白された方の「根岸」も同じぐらい正直。
『不満があれば言ってくれるし 怒れば殴って 哀しければ泣いて わかりやすく関係がもてます』
上記は「星野」のセリフ。この言葉のとおり、喜怒哀楽が非常にハッキリしていて読んでいてモヤモヤしない。
ラブストーリーにありがちな駆け引きってのがありますよね。駆け引きをすることによって物語に深みを持たせるけど、同時にまどろっこしくもある。『ええい! さっさと告白してしまえ!』みたいな気分にさせられます。
ところがこの2人にはその駆け引きがない。非常にさっぱりと自分の意見を言い、衝突しながらも分かり合う。そこが逆に見ていて心地よいんです。
「星野」と「根岸」を取り巻くキャラクターも非常に個性たっぷりで見ていて飽きないです。今回採用した2巻の表紙も、そういうドタバタした雰囲気が良く現れていると思います。
一番不安なのが終わり方。未だに完結していなく、現在発売されてる4巻の時点で3年春。高校生を主役とした場合、必ず卒業が来るわけで。これがジャンプだったりしたらダラダラと伸びそうな気がするんだけど、アフタヌーンだから多分大丈夫だと思うが。
いずれにしてもエンディングが楽しみな作品。この2人らしいサッパリした終わり方になってほしいところ。
個人的評価:8/10点
