2024/04/30 14:36 火曜日 曇り

今日は朝からあいにくのお天気でしたが、なんとか雨は上がって、過ごしやすい陽気になりましたね。


朝からずっと本を読み続けて、また一冊読了したのでこの記事を書いています。


今日読了したのはこちら。

 

読書メーターの「読みたい本」にずっと登録されたままだったので、図書館で借りて読んでみました。


「坂下」というバス停で落し物を拾って(自分のものにしようとした)5人が次々と「神様当番」にされてしまうという不思議な短編集でした。


各話はそれぞれ独立していましたが、微妙に伏線で絡んでいるのがおもしろかったです。


神様当番のすべきこと。それは神様を満足させること。


最初はみんな戸惑いますが、結局は最終的になんとか自分なりの答えを見出して神様を満足させることができました。


全体として一貫している主張としては、物事は見方を変えれば良いようにも悪いようにも捉えることができる、といったところでしょうか。


先日の「しらずしらず」の書評でも書きましたが、自分の立場や考え方が絶対的である、正しい、と強く思っている時こそ、一度立ち止まって別の視点から物事を考え直す姿勢が重要なのかもしれません。


広い視野。なかなか持ちえるものではないかもしれませんが、人生を楽しむためにもぜひ身につけたいものだと思いました。


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この記事もここまでお読みいただき、ありがとうございました。