突然FAINAL FANTASYⅢ(以下、FFⅢ)を始めてみた。小学校4年の時に腐るほどハマった、往年のFFシリーズの名作である。
Ⅲのシリーズ中の位置付けを説明しよう。言うまでもなく、これは後のFFの世界観を形作った作品である。ⅢからFFがその本領と独自性を発揮し始めたといっても過言ではないだろう。その一つがジョブシステムである。時と場合に応じてジョブチェンジを駆使しつつストーリーを進めていくスタイルは、後世様々な形態で、FFシリーズの中核となっていることはあまりにも有名である。クリスタルとジョブという2つの概念が定着した作品でもある。さらに、世界の多重構造という、ユーザーの心を魅了してやまないシステムも本作が原型となっている。我々は知らず知らずのうちに、世界が唯一無二のものであると考えがちであるが、このシステムはそんな固定観念を完膚なきまでに打ち壊してくれる。規定された世界から一歩外に踏み出してみれば、そこには無限に広がる未知のロマンが待ち受けているのである。
FFⅢが発売された当時、ゲーム業界にはもう一つのモンスターゲームが存在していた。DRAGON QUESTⅣ(以下、DQⅣ)である。いわずと知れたDQとFFという二台巨頭は、この当時から既にゲーム界を群雄割拠していた。しかし、世のRPGがDQのスタイルを世襲するという風潮の中、このFFⅢはDQとの間に明らかな境界を生み出した、記念碑的作品であるといえる。FFⅢがなければ、後の「DQとFF、君はどっち派??」などというゲーマーのあまりに有名な命題は存在し得なかったであろう。
さて、前置きが長くなったがここで本題に入る。今FFⅢをやってみると、おもしろい。かなりおもしろい。DQⅣをやってもおもしろい。FF、DQ、その他の過去の名作といわれるゲームは、今改めてプレイしても、それなりに楽しむことができるのだ。ここに一つの疑問が生じる。「ファミコン、スーファミという、今や低スペックともいえるハードにおける往年の名ゲームが、現在においても充分楽しめるということは、現役のPSゲームなどは昔のレベルに比べると劣るということなのか?」問をもう少しシンプルにしよう。「現代のゲームは昔のゲームに劣るのか?」議論を一般化するために、更に問いを洗練するとこうなる。「現代のサブカルは昔のサブカルに劣るのか?」ゲームだけではない。マンガにしてもアニメにしても、果ては映画にしても、名作といわれた諸々の作品群は、今なおその栄光の輝きを放ち続けて止まない。そしてこの命題が真だとすれば、サブカルチャーは結局、進化していないという結論に至る。ある意味で、現在流行のリメイクや原点回帰的風潮は、この結論を裏付けているとも言えるかもしれない。どんなにCG技術が発展しようと、どんなに表現方法が進化しようと、結局作品の根底にある「おもしろさ」ともいうべき中核要素は、時代を経ても普遍的なものなのであろうか。
簡単な例を一つ挙げるとすれば、DRAGON BALLがその代表作となろう。95年に連載終了、アニメ放送もその約1年後に幕を閉じたこの作品は、15年以上の時を経た今でも世界的に人気が高騰し続けている。それを裏付けるように、DRAGON BALL関連の商品は、莫大な経済的利益を上げる。本作は立派なネームバリューをなっているようだ。もちろん、現役のどの作品を見ても、これを凌駕する利益を上げられるものは、多いとは言えない。
もう一度言おう。「現代のサブカルは昔のサブカルに劣るのか?」…長くなったので、この疑問に対する検証及び結論は次回に譲るとしよう。
Ⅲのシリーズ中の位置付けを説明しよう。言うまでもなく、これは後のFFの世界観を形作った作品である。ⅢからFFがその本領と独自性を発揮し始めたといっても過言ではないだろう。その一つがジョブシステムである。時と場合に応じてジョブチェンジを駆使しつつストーリーを進めていくスタイルは、後世様々な形態で、FFシリーズの中核となっていることはあまりにも有名である。クリスタルとジョブという2つの概念が定着した作品でもある。さらに、世界の多重構造という、ユーザーの心を魅了してやまないシステムも本作が原型となっている。我々は知らず知らずのうちに、世界が唯一無二のものであると考えがちであるが、このシステムはそんな固定観念を完膚なきまでに打ち壊してくれる。規定された世界から一歩外に踏み出してみれば、そこには無限に広がる未知のロマンが待ち受けているのである。
FFⅢが発売された当時、ゲーム業界にはもう一つのモンスターゲームが存在していた。DRAGON QUESTⅣ(以下、DQⅣ)である。いわずと知れたDQとFFという二台巨頭は、この当時から既にゲーム界を群雄割拠していた。しかし、世のRPGがDQのスタイルを世襲するという風潮の中、このFFⅢはDQとの間に明らかな境界を生み出した、記念碑的作品であるといえる。FFⅢがなければ、後の「DQとFF、君はどっち派??」などというゲーマーのあまりに有名な命題は存在し得なかったであろう。
さて、前置きが長くなったがここで本題に入る。今FFⅢをやってみると、おもしろい。かなりおもしろい。DQⅣをやってもおもしろい。FF、DQ、その他の過去の名作といわれるゲームは、今改めてプレイしても、それなりに楽しむことができるのだ。ここに一つの疑問が生じる。「ファミコン、スーファミという、今や低スペックともいえるハードにおける往年の名ゲームが、現在においても充分楽しめるということは、現役のPSゲームなどは昔のレベルに比べると劣るということなのか?」問をもう少しシンプルにしよう。「現代のゲームは昔のゲームに劣るのか?」議論を一般化するために、更に問いを洗練するとこうなる。「現代のサブカルは昔のサブカルに劣るのか?」ゲームだけではない。マンガにしてもアニメにしても、果ては映画にしても、名作といわれた諸々の作品群は、今なおその栄光の輝きを放ち続けて止まない。そしてこの命題が真だとすれば、サブカルチャーは結局、進化していないという結論に至る。ある意味で、現在流行のリメイクや原点回帰的風潮は、この結論を裏付けているとも言えるかもしれない。どんなにCG技術が発展しようと、どんなに表現方法が進化しようと、結局作品の根底にある「おもしろさ」ともいうべき中核要素は、時代を経ても普遍的なものなのであろうか。
簡単な例を一つ挙げるとすれば、DRAGON BALLがその代表作となろう。95年に連載終了、アニメ放送もその約1年後に幕を閉じたこの作品は、15年以上の時を経た今でも世界的に人気が高騰し続けている。それを裏付けるように、DRAGON BALL関連の商品は、莫大な経済的利益を上げる。本作は立派なネームバリューをなっているようだ。もちろん、現役のどの作品を見ても、これを凌駕する利益を上げられるものは、多いとは言えない。
もう一度言おう。「現代のサブカルは昔のサブカルに劣るのか?」…長くなったので、この疑問に対する検証及び結論は次回に譲るとしよう。