最近では気分変調症(ディスチミア)という
「心の病」が注目されてるようでして、
新型うつ病とも言われているようです。
「うつ病」でなくても「うつ状態」になることはよくありますね。
摂食障害やパニック障害でもうつ気分になりますし、そうした疾患でなくて
も気分が落ち込んだり波があるのは当然です。
うつ病と診断されるにはいくつか基準があって、
例えばほとんど毎日一日中抑うつ気分、
興味がわかない、ほとんど毎日不眠などなど。
しかし実際には、うつ病でなくても抑うつ気分が続いたり、
いろんな形で不調が表にでたりする人がいます。
ディスチミアは、症状は従来のうつ病と似ているものですから、
一般的には「うつ病」と診断されているようですが、
実際にはうつ病とは違うのでいろいろと誤解を受けやすいようです。
例えば、普段はいかにもうつ病のような感じなんですが、
それでしばらく休むように周りから言われて休んだところ、
今度はあちこち遊びにいったり旅行に行ったりとさも元気そうな様子だったりするわけです。
私でも、実際に目の当たりにすれば、単にうつ病を騙っているだけじゃないかと
思ってしまいそうですが、どうやらそうではないようです。
従来の、主に中高年の方に多い「メランコリー型」と呼ばれるうつ病は、
責任感が強い人が落ち込みを感じて自分を責めてしまうことで発症するのに対し、
ディスチミアは若い人に多く、何かと他人のせいにしがちなようです。
これには従来からのうつ病治療のための薬もあまり効果がなくて、
しかも慢性化することが多いようなので、
いつまでたってもうつ病が治らないと勘違いしやすいですね。
一見すると怠けてるだけのように見えますが、
それが単なる「わがまま」ではなくて、
ディスチミアかもしれません。
あなたやあなたの周りにも、心あたりのある人はいませんか?