うつ病から職場復帰するタイミング2 | 大阪でうつ病の治療法専門「かねもと鍼灸整骨院」

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うつ病から職場復帰するタイミングについて【其の二】

 

こんにちは。かねもと鍼灸整骨院 院長の金本です。

 

さて、前回ではうつ病から職場復帰することを考えるタイミングは「 心の痛み3」の時期。だとお伝えしました。

 

「 え?「 心の痛み3 」の時期。って何のこと??」という方は、コチラをご覧下さい。
 

 

うつ病から職場復帰するタイミングは一番悩む問題。

 

うつ病から職場復帰するタイミングは、とても大事な問題です。

 

なぜならば、焦りから無理して早くに復帰しても、うつ病が再発してしまう可能性がとても高いからです。

 

また、うつ病は良くなったり、悪くなったりしながら回復の経過をたどるため、自分がどの程度回復しているのか? その位置も分かりにくい。というのも、悩む原因の1つでしょう。

 

そのため、うつ病から職場復帰する上で、以下のように悩まれている方がとても多いです。

 

 

これは、今の自分の心の状態がある程度 分かる目安になるものがないため、いつ復帰しれば良いのか? が分かりにくいことも要因の1つだと考えます。

 

ですが、自分の心の状態を確認するチェックリストを使えば、上記のことがある程度分かる目安となるはずです。

 

ただし、前回の記事でも書きましたが、ある程度の目安とはなりますが、最終的なうつ病から職場復帰する時期は、必ず専門家のアドバイスも受けながら決めるようにして下さい。

 

とはいえ、心の目安がある程度分かれば、変な焦りも軽減し、治療にも専念できる。という大きな、大きなメリットを得られます。

 

ので、まだ前回の記事をご覧になられていない方は、チェックされることをお勧め致します。

 

 

心の状態が安定してきたら、考えるべきこと。

 

冒頭で、うつ病から職場復帰することを考えるタイミングは「 心の痛み3 」の時期。

 

とお伝えしましたが、これは、「 心の痛み3 」の時期は心の状態が安定してきている時期でもあります。

 

しかし、まだ心の状態が安定していない「 心の痛み4 」以降では、職場復帰することは考えないで、治療に専念することが先決です。

 

そして、治療に専念し、「 心の痛み3 」になれば職場復帰のことを真剣に考える。と同時に、自分が職場復帰した時のことをイメージしてみるのも大切です。

 

というのも、「 心の痛み3 」の状態であれば、職場復帰した時のイメージをした際、嫌なことが思い浮かんできたとしても、心の状態が安定している可能性が高いからです。

 

もし仮に、うつ病を引き起こす原因の1つが “職場の人間関係” だったとします。

 

その場合、職場復帰した時のことをイメージした際、どうしてもその時の嫌な記憶も予備帰り、イメージしてしまいます。

 

しかし、それらを思い浮かんだとしても、心の状態が「 心の痛み4~ 」に悪化しないのであれば、うつ病から職場復帰できる可能性がとても高いと言えます。

 

ただし、1点ほど注意があります。

 

もし、薬の力を借りての「 心の痛み3 」で、イメージしても心が安定している。のであれば、職場復帰を考えるのはまだ早いと言えます。

 

また、イメージしたり思い浮かんだりして、もし心が乱れる、コントロールがきかなくなるのであれば、それは、まだ復帰するには早いと言えます。

 

 

「 心の痛み3 」の重要性

 

さて、これまで幾度となく職場復帰を考えるのは「 心の痛み3 」の時期。

 

とお伝えして参りましたが、それだけこの「 心の痛み3 」が重要である。ということを意味しています。

 

しかし、なぜこれほどまでに重要視しているのか?

 

ということを、今から解説して行きたいと思います。

 

私もそうだったし、おそらくあなたも経験されたかと思いますが、うつには前兆がありますよね。

 

たとえば、なんか心の調子がおかしい…とか、自分でうつの前兆というか、何かおかしい…ということが分かるんですね。

 

この「 何かおかしい… 」という うつの前兆は、「 心の痛み3 → 4 」へとなる過程で現れます。

 

多くの方は、本当は軽度のうつになっていながら、実は、心の痛み3までの間は、「 とても疲れているんだ 」で済ませていたかも知れません。

 

ですが、「 心の痛み3 → 4 」へと進むと、「 今までとは違う… 」「 何かおかしい… 」という、うつ病の症状を自覚するようになります。

 

■心の痛み3:■
・精神的:時々、不安に襲われ胸が締め付けられることがある
・身体的:眠りが浅くなる、食欲・性欲が低下する
・仕事や家事:仕事が手につかなくなる
・ご家族の対応:病院に受診し、病的な原因がないか、どうか、検査をしてもらい、異常がなければ 自律神経失調症や うつ病の専門家に見てもらう
■心の痛み4:■
・精神的:自分自身をコントロールできないことがある
・身体的:寝てもスグに目が覚めて なかなか眠れない、食欲もない
・仕事や家事:仕事を休むことが増えてくる
・ご家族の対応:心の痛みを知り、自律神経失調症や うつ病の専門家に見てもらう、そして、どのようにサポートして行けば良いのかアドバイスを受ける

 

 

そして、「 心の痛み4 」になると…

 

「 これまでとは明らかに違う… 」というぐらい、今までの症状とは変わるのが分かります。

 

一方、「 心の痛み3 」までは うつ病の自覚がないレベルであって、「 なんかすごく疲れたな… 」と ため息をつきながらでも、なんとかやっていける状態です。

 

「 心の痛み3 」はむしろ、うつ病でなくても過度なストレスや プレッシャーを受け続けると、誰でも感じる症状だとも言えます。

 

私の元にも、うつ病に悩まれる方が通院、または、宿泊して集中治療を行う方もおられます。

 

その中には、職場に復帰したものの、「 心の痛み6 」の状態「 恐怖感に襲われることが多くなる、恐怖で動けなくなる 」ほどの状態に襲われ、うつ病が再発された方もおられます。

 

1週間 集中治療を受けられ、心身の不調も改善されましたが、本当に、うつ病からの職場復帰は、タイミングを間違うと再発してしまう恐れもあります。

 

しかし、自分の心のチェックリストなどを用いながら、ある程度 今の自分の状態が分かれば、対策を立てることも出来るようになるため、症状が悪化しても 以前よりも冷静に対処・治療を行うことが可能になります。

 

そうすると、それが自信にもつながり 「 心の痛み3 」まで回復した頃には、「心の痛み6~7 」まで悪化することも 一気に少なくなります。

 

完全に再発する前に、早期治療を受け回復させることも可能になります。

 

 

心の痛み6~7は本当に辛いです。

 

経験のある方は、思い出したくないホドだと思いますが、心の痛み6~7の状態は、本当に辛く 即入院しなければならない状態です。

 

しかし、心の痛み3までのうつ状態であれば、「 あ、今はこの状態なんだな 」と冷静に判断し、やり過ごすことが出来ます。

 

ですから、うつ病が完全に治っていなくても、「心の痛み3」までであれば、うつ病と上手く付き合いながら 家のことや、仕事なども出来る範囲だと言えます。

 

うつ病は、逆に言えば体からの警告サインですから、何か心の疲れを感じた時には

 

 

心の状態を教えてくれているんだな。と思って、その時は、可能な限り心も体も休めて、自分自身をいたわってあげて欲しいと思います。

 

このブログでもご紹介している動画では、身体的な症状を改善させることも可能です。

 

>> ご家庭で自律神経のバランスを整え心身の不調を軽減する方法
 

身体的な症状が辛い時には、上記の動画の内容や このブログでご紹介している方法を試してみて下さい。

 

きっと、実践前と後とでは症状の度合いが違うことを実感できるはずです。

 

以上、うつ病から職場復帰するタイミング其の二についてお送り致しました。

次回は、心を癒す方法をお送りして行きたいと思います。


>> 前回の記事「 うつ病から仕事復帰するタイミング  」
 

金本 博明