雨の日の仕事は、心が痛みます | ゴルファーを笑え

雨の日の仕事は、心が痛みます

 休みあけは辛い。しかも連休の後だし。さらにその上、雨だ。

 

 「今日はグリーン刈り、なしね。Hさんと二人で、カップだけ切り替えて。」

 「ヘイ。」

 「あとはグリーンのボールマーク直しでもやって。ついでに草取りも。」

 「今日、お客、いるの?」

 「30組はいる。」

 「本当かい。キャンセルでしょ。」

 「イヤ、いるいる。今日、これから出かけるから、後は頼む。」

 「またかよ。雨ん中、ゴルフすんの?」

 「ヤリタカネェけど、しょうがないよ。」


 そういうわけで、まずカップ切りとなりました。久しぶりです。こういう雨の日、シバトビは、少し冒険します。普段なら、絶対に切れないようなスロープに挑戦しちゃいます。乾いてれば止まらないような斜面でも、今日みたいに芝も刈らず、水浸しのときなら、なんとか止まります。おそらくクレームもないはず。

 なんとなくワクワクです。さあ、ゴルファー諸君、勇気が試されるときです。覚悟を決めて、パットしてね。


 アウトの各ホール、思いっきり難しいところに切りました。今まで一度も切ったことがないスロープです。水が溜まる心配はありません。思う存分チャレンジしてください。


 管理棟に帰りると、二日分のグリーンモアがほったらかしになってますから、ラッピングです。マッタク、いつもこーだ。たまには自分でやれってんだ。

 一人黙々と作業してると、バイトの芝張りのオイチャン登場。

 「たまにはどうだい。一服しなよ。」

 手には、缶コーヒー。

 「エー、スイマセンねぇ。いいんですか。」

 「キーパー、いねぇみたいだしさぁ。たまには休めよ。」

 「ごちそうさん、いただきます。」

 このオイチャン、週の半分は半日で帰ります。人口透析です。顔色は病的に真っ黒。たいしたもんです。それでも毎日働くんですから。


 ラッピングを片付けると、グリーンのボールマーク直しに合流。今はキャディーさんいないから、コース管理で直します。これが大変。グリーンはボコボコ、どっから手ぇつけていいやら。

 こんなグリーンでよくやるよなぁ。頭オカシイんじゃないの。これだけボコボコなのに、ダーレモ直さない。ゴルファーなんだから、チッター直せよ。

 雨の日のグリーンはスパイクの引っかき傷も目立つ。今日も一人、足癖の悪いヤツがいる。グリーン上でスタンスを固めるのは止めナ。バンカーじゃねぇんだから。バットするだけだろう。なのに、どうして足場を固める必要があるんだよ。

 コイツはアドレスに入ってから、足を砂に埋め込むようにコジル。それから打つわけだ。デモね、滑らないって。大丈夫だって。グリーンが傷つくのが判らないの?ホーラ、振り返ってごらんよ。芝がボサボサに毛羽立っちゃってるだろ。オメーの靴のせいだぞ。

 何ホールかやれば、気づくと思うんだけど、これがダメなんだねぇ。同伴プレーヤーも気づかないのかねぇ。まったく呆れます。