薄らサムーイ友情は、暑さを和らげますか?
朝のうち涼しいけど、すぐ暑くなりそう。グリーン、持ち堪えられっかなー。あとチョイ、我慢してー。
さあ、グリーン刈り。
1番、焼けそうだなぁ、なんて思いつつ刈り込む。11番の方を見ると、スプリンクラーの放水が見える。キーパー、今日も水撒きかい。
2番を刈り終わるころ、キーパー、カブ号で現る。
「今日、これで帰っから、後は頼む。」
「ヘイ、わかりやした。で、何やります。」
「刈り終ったら、12番のスプリンクラー、一個おかしいから修理して。」
「ヘイ。」
「それから14番はタンク車で水撒いて。」
「ヘイ、ヘイ。」
「あと、ガソリンと軽油とオイルが来るから、受け取ってサインしといて。」
「ヘイヘイヘイ。」
「何か不満そうね。」
「イーエ、けっしてそのような……。」
「明日、休んでいいから。水曜の代休。」
「ホンマですか、ゴッツァンです。」
「他の三人は、ラフ刈りでいいか。」
「そうっすね。」
「ティーの薬撒きもやらせますか。」
「うん、そうすっか。」
グリーン刈り終って、早速、12番グリーンへ。お客の合間を縫って、ちょっと水を出す。ナルホド、一個おかしい。ティーグランドにお客が現れたので、慌ててスイッチを切る。
なかなか飛んでる。青年三人組。でもセカンドは、三人ともハズレ。
ンッ、なんですか。三人ともポロシャツを肩までまくってる。流行ですか。何かヘン。そんな、まくりあげるよりも、普通にしてた方が暑さをしのげると思うんですがね。直射日光はキツイぞ。
しかも三人、同じように体にフィトしたショート丈のポロシャツ。色は赤、黒、青。同じメーカー、同じ型番かい。何か笑える。
三人がそれぞれアプローチ。でも、ぜんぜん寄らない。しかし、最近の青年は、けっして相手をなじったりしません。
「ナーイス、イイネェ、ウマ―イ。」のオンパレード。どこがナイスなんだよ、って突っ込みたくなる。
みんな仲良し、けっして相手を傷つけるような言葉は吐きません。なんか、薄らサムーイ親密さです。
とうぜん、パットも寄らず入らず。でも、 「ナーイス、イイネェ、ウマ―イ。」です。お前らバカか、それとも昔懐かしい接待ゴルフか。もっとガツガツ生きろよ。
隙を見て、スプリンクラーを修理。とってかえして、タンク車に水を積み、14番グリーンの水撒き。お客の不機嫌そうな顔を横目で見ながら、サッサト撒いてしまいました。突然、ビショビショのグリーンだもん、不機嫌になるよなぁ。でも、知らないっと。
管理棟に帰ると、ラッピング。昨日の蜘蛛にやられたアブを見ると、すでにカラカラになってました。
その後、燃料屋は来る、肥料屋は来る、マッタク大忙し。わけのわからない一日になりました。でも明日は休みだから、まーイッカ。