日本では鍼の打ち方は管に鍼をいれて「トントン」と叩いてから


鍼を身体に入れていくというイメージをされる方が大半だと思います


そのやり方は管鍼法(かんしんほう)といいます



発祥の地とされる中国の打ち方は管を使わずに直接鍼を刺すという捻鍼法(ねんしんほう)


という打ち方なのですが今でも管なしで打つ方は打ちます


管が無いから痛そうに見えますが痛くなく打つのがワザマエというものですね


因みに管鍼法というやり方は日本人が編み出したんですよ




時をさかのぼり江戸時代5代将軍徳川綱吉の頃になります


綱吉さんと言えば動物(ノミも含む)を殺しちゃだめという


生類憐みの令(しょうるいあわれみのれい)が有名ですね!



そんな時代に杉山和一さんという盲目の鍼灸師さんがいました


和一さんは手先が不器用だった為捻鍼法がへたくそでした


山瀬琢一(やませたくいち)という方に弟子入りしてたのですが

破門になってしまったようです





その後江の島で石につまづいて転んだ時に



竹筒に入った松葉が痛みもなく足に刺さるといった事が起きて、


そこで閃いて試行錯誤の結果管鍼法をあみだしたとされています


後に綱吉さんの目に留まり奥医師

(将軍様とその身内を主にみるほとんど専属のお医者さんみたいなものですね)


となり、さらには杉山流鍼治導引稽古所(すぎやまりゅうしんちどういんけいこじょ)という


いわゆる鍼灸マッサージの学校みたいなものを立ち上げ


多くの優秀な鍼灸師が誕生するまでに至ったそうです



鍼ひとつでもこんなエピソードあったんだ!と感じてもらえたら幸いです(*^-^*)