昨年は7月に蓼科山をハイキングして白樺湖を見た。「またこの地に来たいな」と思っていた。
眺めるにはいい蓼科山は岩がゴロゴロしていて自分好みの山ではなかったので他に涼しくハイキングが出来そうないい山はないものか、と思い蓼科山近くの車山を見つけた。
車山は霧ヶ峰の最高峰(標高1,925m)で、山頂からは富士山や八ヶ岳、南北アルプスを360度見渡せ、ビーナスラインにある車山肩駐車場から気軽に登れる山でもあり周辺の草原を歩けることにも惹かれた。
ビーナスラインというフレーズにも心躍るものがあった。「女神のボディラインをイメージするような美しいドライブルートかも」と思った。
車山肩駐車場の近くにサイフォンコーヒーやボルシチで有名な『ころぼっくるひゅって』という山小屋があるのもポイント高めであった。
「昨年、蓼科山にハイキングに行ったころ車山肩駐車場辺りではニッコウキスゲの群生が美しくかったんだろうな」と思わずにはいられなかったが「これも女神の導きかも」と気持ちを切り替えた。
3:00に起床し、3:30に自宅を出発した。
高速道路に乗るが外はまだ暗く雨が降っていて怖かった。
昨日は報道されるほど千葉市周辺でもの凄い冠水が起こる豪雨もあった。
途中食事や仮眠をして7時間ほどかけビーナスラインにある車山肩駐車場に到着した。無料駐車場が一杯だったため有料駐車場へ車を駐めた。
ビーナスラインは美しい景色をを見せてくれるドライブルートだった。
駐車場から歩き車山山頂へ向かう。
『ころぼっくるひゅって』は山小屋というよりは料理店といった感じで「ハイキングを楽しむ」より「料理を楽しみたい」という風体のお客さんが大行列を作っていた。
車山山頂まで景色を楽しむ。
気持ちのいい登山道だ。
45分ほどで山頂到着。
スカイテラスという車山展望テラスから景色を楽しんだが突端は下が網鉄板だったので少し怖かった。
車山神社が行列だったので鳥居をくぐって遠くから参拝し、山道階段を下り草原をハイキングした。
日がさすと遮るものがないので森林限界の登山道のように暑いが、風が吹くと気持ちがよかった。折りたたみの日傘を用意すればよかったと思った。
途中、霧雨が降って来たので折りたたみ傘をさした。
蝶々深山を超えてしばらく歩くと大きな岩が見えてきた。
それは物見岩だった。
物見岩を通り越し笹が群生するハイキング道を下って行くと
天然記念物『八島ヶ原湿原』が見えた。霧雨は止んでいた。
下まで降りて八島ヶ原湿原を外周せず手前から車山肩駐車場へ向かった。
広い平たい砂利道を歩く。森林手前でくつろいでいる人がいた。
一度下っているので車山肩駐車場へは登らなければならない。
登りはなかなかきつかった。
登り終えると『ころぼっくるひゅって』が見えた。3時間20分ほどハイキングをしていたことになる。ころぼっくるひゅっては相変わらず長蛇の列だったので食事は諦め宿泊予約してある群馬県へ向かうことにした。
途中激しいにわか雨が降って来た。
午後から天気予報が雨マークだったので昨年のようにキャンプをするのを諦め群馬県のビジネスホテルを予約したのだ
途中、昨年寄らなかった長門牧場で会社へのお土産を購入し、ソフトクリームを食べた。
至高のソフトクリームだと思った。それはきっと、ソフトクリーム100%の美味しさにビーナスラインから見た美しい景色20%と車山から見た景色20%、草原ハイキングの美しさ20%を合わせた計160%が牛乳を感じることの出来るソフトクリームの味を至高の美味しさにしたに違いないと思っている。
激しいにわか雨が上がって牧場に気持ちのいい青空が広がった。
今日は気持ちのいいハイキングが出来た。
霧ヶ峰にまた来よう、そう思っていた。














