久しぶりに気持ちがゆるゆるした。
“ゆるゆるした”という日本語があるのかどうか僕は知らない。
「きっとそんな日本語はないよ」と言われても僕はこの言葉を使いたいのだ。
朝、BSで「ゆるナビ」という番組が放送されていた。
観ていると、とても僕の感覚が心地良くなっていく。
急いでRECをかけた。
Netで観るとこの番組は総合テレビで放送されているようだ。
早速、レコーダーに予約を入れた。
12月は佐藤江梨子さんだ。
彼女が12月生まれだからコラムニストに選ばれたのだろか?
だとすれば一体1月は誰になるのだろう?
僕が観た11月のコラムニストは、渡辺満里奈さん。
東北を旅している。
リンゴの森をのんびりと散策する渡辺満里奈さん。
気持ちが良さそうだ。
歩いていると地元の人たちが青森ならではの手作りのリンゴ料理を作っているところに出会う。
リンゴご飯と鶏肉と野菜の料理をご馳走になって幸せいっぱいそう。
メインディッシュのあとはデザートだ。
リンゴの中心をくり抜き、そこにシナモンシュガー、ブランデー、バターを入れダッチオーブンで待つこと20分。
美味しそうな焼きリンゴの出来上がり。
BGMに「November Rain」Anakellyの心地良い曲が流れているのもまた良い。
青森に住む変わったカップルがいるという。
物置に使われていた廃屋を家賃1万円で借りて廃材を利用して何とか住める家にまでこぎつけた。
この家で「○○がない暮らし」をしているという。
○○が二つなので二文字だと思った僕は「水がない暮らし」「お湯のない暮らし」とか「床のない暮らし」とかを想像していたのだが「ストーブのない暮らし」と聞いて驚いてしまった。
これから厳しい冬になろうとしている青森なのに「ストーブのない暮らし」。
○○という二文字ではなく“ストーブ”という四文字というところにも驚いてしまった。
固定観念は想像力を阻害してしまう。
廃材を利用して何とか住める家にまでこぎつけたので、すきま風でストーブを付けても暖まらないのだそうだ。
午前中は南向きの窓の前に出来る陽だまりに集まる。
そこが天然のストーブとなるので自然に集まってしまうそうだ。
小木志を美さん・砺波周平さんには同居人のゴールデンレトリーバーとチンチラ(だろうか?)が彼らと同じように陽だまりの出来るその部屋に集まる。
2人と2匹がストーブのない暖かい暮らしを楽しんでいる。
午後は日が差し込まなくなるので、ならばどうするか?
「寒ければ着ればいい」家の中でダウンを着たり完全防備で身体を動かす。
掃除をする。
パタパタパタパタとはたきをはたいたり、ほうきで掃除をすれば、部屋もきれいになり、ストーブがなくても暖かくなって一石二鳥。
僕も着込んで掃除を始めたくなった。
コラム別、ショートコーナー別になっているこの番組。
雑誌でも観ているかのような錯覚さえ覚える。
♪なぜかぁ~惹かれるぅ~和のこぉ・こぉ・ろぉ~~♪と音楽が流れると
別のショートコーナーの始まりだ。
「しばわんこの和のこころ」
今日は残暑見舞いなど季節のあいさつやちょっとした連絡を伝えるのに便利な手紙を紹介。
手紙を書き終えたしばわんこくん(柴犬)に三毛にゃんこくんが「あ!折らせて!折らせて!」と大はしゃぎ。
便箋は3つ折にして封筒に入れるのだと教えてくれている。
切手を貼ってポストに投函しに行くしばわんこくん。
どう手を伸ばしても足をピクピクさせても、もう少しポストの投函口まで届かない。
「あら、入れてあげましょうか?」と女性が優しくその手紙をポストへ投函してくれた。
「おそれいります」とお礼をいうしばわんこくんもかわいい。
ささやかだけど、大事なことを詰め込んだオトナの情報番組「ゆるナビ」。
僕の気持ちをとっても“ゆるゆる”にさせてくれた。
こういう時間を至極の時間というのだろうか?