新加坡日記 1 | A Daily Life Diary

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日常や思い出を綴ったblog


 

僕が初めてシンガポールに入国したのはマレーシアからだった。
マレーシアからバスに乗りシンガポールへ。
何時に着いたのかは忘れてしまったがまだ日が昇る前だったことだけは覚えている。
イミグレーションが開く時間までだいぶ待っていた記憶もある。

マレーシアからシンガポールに働きに行く人たちでイミグレーション前がごった返していた。イミグレーションが開き人々が次々とシンガポールへと入国していく。
僕の番となりパスポートにスタンプを押してもらうとあっけないほど簡単に入国することが出来た。

どのようにしてシンガポールドルを手に入れたのか思い出せない。
入国前のマレーシアで途中両替したのか、入国してから両替したのか、もう忘れてしまった。

係員にバス乗り場を訊き、薄暗いシンガポール市内を市内中心地へと向かった。
バスの中から見るシンガポールは「綺麗すぎる」というのが僕の第一印象だった。
街も人と同じように少し抜けていたり、ドジなところがあったほうが味があるように思う。「綺麗すぎる」と一歩引いてしまうような感じなのだ。
そして「この街は僕には合わない気がする」とこのときは思っていた。

僕は、旅で知り合った大学生に教えてもらったMRTのニュートン駅近くの安宿に一週間滞在した。楽しいこともあったがもう二度とシンガポールには来ることはないだろうと自分自身で決めつけていた。ようするに、初めはシンガポールという街が好きではなかった。

“シンガポールに行ってみよう”そう思ったのは2年くらい前だった。きっかけは無料で航空券が手に入ったからだ。

航空機でシンガポールに来てみると、前、感じた印象とはかなり違う印象を受けた。
綺麗な空港、タクシーのスムーズさ、そして街の綺麗さが嫌みなく入ってきた感じだった。
きっと前来たときはマレーシアと物価を比べ、なるべく出費を抑えようとしたからだろう。長旅をした人々に話を聞くとほとんどの旅人が「シンガポールはつまらない街だ」という答えを返してくる。僕も初めはそう思っていた。
しかし、「多少、金を使っても、また稼いで来ればいい」と心に余裕が出来るとシンガポールを楽しむことが出来た。今ではすっかり好きな街に変わってしまった。