3.11の震災が起きた時、タレントから政治家になった山本太郎という方が、原発問題で「東京電力」を厳しく批判、追及していましたが、しかし某テレビ番組で、苫米地英人という学者さんが、「原発問題で東電を責めるのは筋違いであり、それはトヨタの車に不具合があって、車の修理工場を批判しているようなもので、東電の上にあるGEを責めるべきである」と言うと、彼は「命が惜しくて何も言えない」などと述べておりました。
福島原発の製造元は、東電はなくGEです。
しかし日本には「原子力損害の賠償に関する法律」、いわゆる「原賠法(げんばいほう)」というものがあり、その第4条3項では、「原子炉の運転等により生じた原子力損害については、(中略)製造物責任法の規定は適用しない」とされています。
つまり火力、太陽光、風力などの他の発電施設では、何か事故が起きた際、製造元に責任が求められるのですが、なぜか原子力発電施設だけは事故が起きても製造元は何も責任が問われないわけです。素人目に考えても、原子力こそ危険であるにも関わらずです。
このようにシオニスト・アメリカに従属しているこの国は、そもそも法律からしておかしいのです。
そして3.11のあの時、マスコミはこぞって東電を批判しましたが、こうした「GE」や「原賠法(げんばいほう)」について、問題の真相に深く介入したマスコミは皆無だったのです。
ここに日本のマスコミの闇があることに、もういい加減、我々大衆は気がつかなければなりません。
政治に関心を持っている人々のあいだでは、『朝日新聞』や『岩波書店』などが、中国、韓国などばかりに利益を与える反日マスコミとして、よく知られておりますが何のことはありません。
「実のところ日本のすべての大手マスコミが、大切な真実を報道しない反日マスコミである」、そう言えるのです。