竹田人造/AI法廷の弁護士 | 弁護士宇都宮隆展の徒然日記

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くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

竹田人造さんの「AI法廷の弁護士」を読みました
 
裁判官がAIに置き換わっている近未来が舞台の作品です
 
主人公の機島雄弁は、AIのバグを突いて敗訴必至の状況を逆転する弁護士です
 
AI好みの容姿になるよう整形をして、AI好みの声になるように喉にメスを入れることまでやってのけます
 
という設定はなかなか面白いのですが、小説的にはちょっと読みづらい印象を受けました
 
また、冒頭の無罪判決が「被告人を無罪とします。」だったのは残念です
 
有罪の時は「被告人を」から始まり、無罪の時は「被告人は」から始まるため、刑事裁判の結果は四字きまりである、ということは割と有名な話ですので、やはりここは「は」でいってほしかったところです

 

 

 

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