ロバート・ソログッド/マーロー殺人クラブ | 弁護士宇都宮隆展の徒然日記

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くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

ロバート・ソログッドさんの「マーロー殺人クラブ」(高山祥子訳)を読みました
 
77歳の女性ジュディス・ポッツは、若いときに夫を亡くして、今はロンドン郊外のマーローという街で一人暮らしをしています
 
川向こうの隣人が射殺されたことをきっかけに、連続殺人事件に首を突っ込んでいきます
 
パートナーは、犬の散歩を業としているスージーと司祭の妻ベックスです
 
動機満点の男性を特定したのですが、彼には鉄壁のアリバイが
 
古いルーガーを使って次々と3人の命を奪った犯人は誰なのか
 
ついには、知りすぎたジュディス自身も命を狙われます
 
ストーリーに意外性はなく、ジュディスの過去についても想定どおりに進みます
 
設定が「木曜殺人クラブ」に似ているため、比較されてしまうところも厳しい

 

 

とはいえ、ミステリの基本に忠実な造りには好感が持てました

 

 

続編もあるようで、もし和訳されるようであれば興味はあります

 

 

 

 

 

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