ロバート・ソログッドさんの「マーロー殺人クラブ」(高山祥子訳)を読みました
77歳の女性ジュディス・ポッツは、若いときに夫を亡くして、今はロンドン郊外のマーローという街で一人暮らしをしています
川向こうの隣人が射殺されたことをきっかけに、連続殺人事件に首を突っ込んでいきます
パートナーは、犬の散歩を業としているスージーと司祭の妻ベックスです
動機満点の男性を特定したのですが、彼には鉄壁のアリバイが
古いルーガーを使って次々と3人の命を奪った犯人は誰なのか
ついには、知りすぎたジュディス自身も命を狙われます
ストーリーに意外性はなく、ジュディスの過去についても想定どおりに進みます
設定が「木曜殺人クラブ」に似ているため、比較されてしまうところも厳しい