北山猛邦さんの「未完成月光」を読みました
「紙魚の手帖」2023年6月号(vol.11)に掲載されていた短編です
主人公の友人は、ニューヨークでポオの未完成小説を入手したといいます
続きを書かなくてはならないという病的な強迫観念に悩まされている友人は、その途中までの短編の「小屋が一晩で消失した」という描写についてどのように扱っていいのかわからずに、主人公に相談したわけです
え?また建造物が一晩で消失する話?
「紙魚の手帖」2022年4月号(vol.4)で北山さん自身が書かれていた「神の光」と同じ趣向だし、タイトルも似てる