とよ田みのるさんの「これ描いて死ね」を既刊第2巻まで読みました
今年のマンガ大賞を受賞したというニュースに接したためです
とよ田さんの「金剛寺さんは面倒臭い」は有名なのですが、以前手に取ったときにすぐに自分とは合わないと感じてしまったため、結局これまで作品を読んだことがありませんでした
しかし、マンガ大賞は非常に信頼できるプライズなので、今回こそはと読んでみたわけです
主人公は、伊豆大島に住んでいるマンガが大好きな女子高生安海
学校の先生からはマンガなど何の役にも立たないと言われ続けるも、大好きな作家さんのために家出同然でコミティアに行ってものすごい衝撃を受けます
ここはものすごくベタだけども、その後のストーリーに欠かせない展開になっていました
島に戻った安海は、仲間を募って漫研を設立し、マンガ道を突き進むのです
マンガをテーマにした女子高生の部活ものという点で「映像研には手を出すな!」に似ているところがあるのはしょうがないところだし、マンガ家を目指して女の子が邁進するところは「ルックバック」も想起しました
天才肌のライバルが出てくるところは「バクマン。」ぽさもあります
いずれにしても、とても王道的なマンガであって、マンガ大賞受賞も納得しました
第2巻では、初めて漫研としてコミティアに参加したエピソードで締め
今は伸びしろしかなくて、楽しい毎日なわけですが、ここから先はそうもいってられなくなるでしょう
だからこそ続きが楽しみです