木村イマ/シュガーレス・シュガー | 弁護士宇都宮隆展の徒然日記

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くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

木村イマさんの「シュガーレス・シュガー」の既刊1巻を読みました

 

主人公の柴田業は、幼い娘のいる33歳の既婚女性

 

妻として母としての役割が求められるばかりで、本当の自分がどこかへ行ってしまったシュガーレスな毎日を過ごしていると感じています

 

そんななかで、いつも娘のお迎えまでの時間を過ごしているカフェで、22歳の新進SF作家弦巻融と知り合います


小説が好きで、かつては作家になることに憧れていた業は、融とあっさり一線を越えてしまいます

 

という感じで、展開がこないだの「恋のツキ」とよく似ています


業の夫について「至らなさ」が伝わりにくかったり、融についてとってつけたように同居人とのBLっぽい関係を出してみせたりするところなど、個人的には男性キャラクターの描写がもう1つという印象です


「恋のツキ」の完成度がすごく高かっただけに、読むタイミングが最悪でしたね

 

 

 

 

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