大童澄瞳さんの「映像研には手を出すな!」を既刊第7巻まで読みました
湯浅政明さんによるアニメ化作品をみて、原作も読んでみようと思っていながら、早くもそれから2年半近くが経ってしまいました
芝浜高校1年生の浅草さんは、幼いころから自分の世界をスケッチブックに書き込むことを繰り返していました
友だちのいない彼女のただ1人の理解者は、中学のときに知り合った同級生の金森さん
金森さんはマネタイズマニアで、高校に進学したタイミングで浅草さんにアニメ制作を勧めます
そんな2人が、読者モデルとして有名な水崎さんに出会います
両親が俳優をしている彼女は、子役としても天才的でしたが、自ら演じるのではなくアニメ制作をしたいと考えていました
こうして3人は芝浜高校に映像研を立ち上げて、アニメ制作を始めます
音響マニアの百目鬼さんや小説家志望で七色の声を持つ桜田さんなど、徐々に仲間が増えていくところは王道的展開ですし、ずっと自分のためだけに作品世界を作り込んできた浅草さんが壁に当たるところも印象的でした
直近では、高校生のアニメフェスティバルに出品した作品について、「大人の評論家」たちに不本意な褒め方をされた上に、筋違いのアドバイスをされるという展開となっており、まだまだ続きが楽しみです