ジャニス・ハレットの「ポピーのためにできること(The Appeal)」(山田蘭訳)を読みました
イギリスにある田舎の名士マーティンの孫娘ポピーに脳腫瘍が見つかったということになり、周囲は協力して高額な新薬による治療のために募金を始めます
募金をめぐってきな臭い話が出てくるようになり、ついには殺人が
という設定ですが、本作の一番の特徴は、全ページがメール・チャット・手紙・新聞記事・供述調書だけで構成されているという点です
前評判が高かったので期待していたのですが、個人的にはさっぱり
確かに表現上の工夫は見事でしたが、ただそれだけで、「いつ面白くなるのか、いつ面白くなるのか」と思いながら、気がつけば読み終わっていました
残念