少し前にイブニングで「勇午」の連載が再開されたなどと書いてしまいましたが(2019-12-24)、これは大きな間違いでした
すでに連載が終わった人気作品を電子版のおまけにするという企画で、いわば再放送だったのです
電子版だからこそ容易にできる企画なのでしょうが、これは嬉しいですね
そして、同じく再放送が始まった朱戸アオさんの「リウーを待ちながら」も読み始めました
この作品は「世界で一番、俺が○〇」を追いかけ始めた後に連載が開始されていたので、本来読む機会はあったはずなのですが、これまで一度も読まずにきていました
富士の裾野にある町でペストがアウトブレイクするというタイムリーな話だと聞いて改めて読んでみたのですが、初回から一気に引き込まれました
ペストについて思わずネットで調べてしまいましたが、早めに抗生物質を投与すれば有効とはいえ、効果的なワクチンは存在しないとのこと
今も恐怖の病として現役バリバリの感染症なのですね
「世界で一番、俺が○〇」が長期休載となってしまったので、イブニングの購読もお休みしようかと思いましたが、「勇午」と「リウーを待ちながら」が掲載されるならもう少し読もうかなという気もします
ちなみに、リウーというのは不条理文学として名高いカミュの「ペスト」の主人公の名前で、「~を待ちながら」は同じく不条理劇として有名な「ゴドーを待ちながら」からの引用でしょうから、この先は登場人物たちにとって不条理な展開が待っていることと思われます
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