少々停滞感が漂っていた前巻からうって変わって、前半の熊本東高校のエピソードはよかったです
武道とスポーツは重なり合う部分も大きいものの、重ならない部分もあります
たとえば柔道でも、国際化・競技化が進めば進むほど「きれいな柔道」では勝ちきれなくなりました
本巻でも、その辺に焦点を当てた話がなかなか盛り上がりました
しかし、後半になって主人公たちの話に移ってからは、また停滞感が出てきました
以前非常に盛り上がった夏合宿のエピソードも今回は乗り切れません
個人的にはやす子先生の復帰が楽しみなのですが、次巻あたりで実現するのでしょうか？
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