二度の発売延期を経てようやく読むことができました(2017-01-23)
マケドニア軍とテーベ・アテネ軍とのカイロネイアの戦いがマケドニアの一方的な勝利で終結
そこでは後のアレクサンドロス大王となる王子の活躍が中心となっており、個人的にはいまひとつでしたね
その戦いが終わってからは、主人公エウメネスの悲恋と出世の話
もっとも、エウメネスはそのどちらも意に沿うものではなかったため、マケドニアを去ろうかと逡巡するという流れで本巻は終了でした
物語がここまで進んでくると、当初のドラマチックな展開はやはり望みにくいのでしょうか?
第9巻では、エウメネスのスパイ大作戦や懐かしの人との再会などそれなりに盛り上がるところもあったのですが、本巻では各エピソードが淡々と流されている感じで、期待が高すぎる分だけ物足りなさを覚えてしまいました
でも、第11巻には大いに期待して待ちたいと思います
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