舞城王太郎さんの「秘密は花になる」を読みました
新潮2017年2月号に掲載されている短編(中編)です
以前からちょくちょく舞城さんがテーマにすることがある家族崩壊ものです
最近は、特にお母さんが壊れてしまうってパターンが多いように感じますが(2013-03-22,2013-03-22)、本作もそうです
本作はなぜこうなってしまうのか、という点について主人公が今までになく分析的に考えるため、よりヒリヒリした雰囲気になっていますね
夢もうまく使ったよくできた作品だと思いましたが、個人的に好みかというと微妙です
「パッキャラ魔道」(2010-08-12)は好きだったのですが