文藝2015年春号に掲載されている町田康さんの「ギケイキ」第8回を読みました
今回はいよいよ義経と弁慶が出会いました
ファーストコンタクトのバトルやその後の読経の場面が面白く、「深蒼海流」における出会いのシーンよりずっと良かったです
また、義経が義仲と初めて出会うシーンがありました
義仲は基本的に田舎ものキャラなわけですが、そこが良いところでもあり、「深蒼海流」ではなかなか魅力的な人物に描かれています
しかし、本作では、ずば抜けて田舎ものということなのか、何を言っているか全くわからないキャラにされてしまっています(「湖畔」(2013-04-09 )の登場人物のような感じ)
それはそれで面白いのですが、個人的には義仲と巴御前は結構好きな人物なので、次回以降もう少し義仲にも見せ場をあげてほしいですね