代々時を止める術を継承してきた家族が、子どもを誘拐されたために時を止めて救出に向かうが、それは罠であって、時が止まった世界の中で別の目的を持つ団体に急襲されるというスタートはなかなか良いですね
時が止まった世界の中でのバトルというのは、いうまでもなくこれが最初の作品ではないわけですが、しっかりと独自の世界観を出せています
絵もなんとなく生理的に受け付けにくい画風なのですが、読んでいるうちにその世界観とはとてもマッチしていると感じさせられました
ラストはあっさりですが、それに至る過程がとても充実しており悪くなかったです
ただ、モーニング2での連載完結後に、モーニング本誌に掲載された番外編はあまりにも内容がなくて、あれで単行本に誘導しようというのには無理があったのではないでしょうか
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