東村アキコさんの自伝的マンガである「かくかくしかじか」第3巻を拝読しました
モーニングに連載中の「メロポンだし!」が最近もうひとつの状態が続いているので、それほど期待しないで読んだところ、かなりグッと来ましたね
高校時代や大学時代の回想も面白かったのですが、人生トータルでみると学生時代というのはやはり助走期間といえるのであって、マンガ家になりたくて美大に行ったのに美大時代には1ページも書かなかった主人公が社会に出た後の話には引き込まれるものがありました
第1巻(2012-08-28)も第2巻(2013-05-31)も良いデキでしたが、それらはすべて本巻のための前奏にすぎなかったといえるほど、本巻は素晴らしいデキでした