ノベルオブザイヤー | 弁護士宇都宮隆展の徒然日記

弁護士宇都宮隆展の徒然日記

くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

昨年の終わり頃から今年にかけて発表された小説のうち、本ブログで触れたのは以下のとおりです


道尾秀介「笑うハーレキン」(2013-1-14


米澤穂信「リカーシブル」(2013-1-27


平山夢明「暗くて静かでロックな娘」(2013-2-1


舞城王太郎「キミトピア」(2013-2-5 2013-3-22 2013-4-1


三津田信三「のぞきめ」(2013-2-15


法月綸太郎「ノックス・マシン」(2013-4-5


本谷有希子「自分を好きになる方法」(2013-4-8


町田康「湖畔」(2013-4-9


伊坂幸太郎「ガソリン生活」(2013-4-12


村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(2013-4-13


東川篤哉「謎解きはディナーの後で3」 2013-7-21


伊坂幸太郎「死神の浮力」(2013-8-4


村上春樹ほか「恋しくて」(2013-9-23


町田康「ギケイキ」(第1回から第3回、2013-4-12 2013-7-6 2013-10-7


有栖川有栖「菩提樹荘の殺人」(2013-10-14


雫井脩介「検察側の罪人」(2013-11-2


中村文則「去年の冬、きみと別れて」(2013-11-3


阿部和重「Deluxe Edition」(2013-11-9 2013-4-7 2013-4-10


村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(2013-11-10


村上春樹「イエスタデイ」(2013-12-13


麻耶雄嵩「貴族探偵対女探偵」(2013-12-15


道尾秀介「鏡の花」(2013-12-30



2008年1月にこのブログ始めてからのジンクスとして、「偶数年は当たり年」というのがあるため、今年はあまり期待していませんでした



確かに、昨年と比べると豊作とはいえませんが、マイベスト3を選出するのは結構難しくて、そう思うと悪くはなかった年でしたね


今年出版されたものではありませんが、Thom Jones「拳闘士の休息(The Pugilist at Rest)」(2013-4-17 2013-4-20 )にも出会えましたし



そういうわけで、今年のマイベスト3は以下のとおり


3位 舞城王太郎「キミトピア」


2位 村上春樹「ドライブ・マイ・カー」


1位 雫井脩介「検察側の罪人」




次点は本谷有希子「自分を好きになる方法」です



来年は偶数年ですので、好みの作品に出合うことをますます期待します!





【追記(2013-01-04)】

このときは「昨年と比べると豊作とはいえません」などと書きましたが、これは間違いでした



改めて2012年のマイベスト(2012-12-27 )を確認してみたら、2013年はそれらに勝るとも劣らないラインアップでした



だから、今年は3年連続で好みの作品に出会える年になるのを期待することにします!