NHK作成の「ドキュメンタリー同期生」という番組を見ました
羽生さんをはじめとする奨励会昭和57年組の中で、年齢制限に阻まれてプロになることができなかった方と、プロになれたものの成績が伸び悩んでしまった方を取り上げた内容です
どちらの方も「気づき」の中身(ギリギリまで考えるということ)が同じである点が、まず面白かったです
それを気づけなかったからこそ羽生さんにはなれなかったのですし、「気づくこと」と「できること」は当然別ですので、今後もできるようになるかどうかはわかりません
結果がすべての世界における本当に非情な現実です
また、プロになれなかった方が、アマで好成績をあげることによってプロになる道を切り開こうとする(2012-03-31 、2012-04-08 )、そのあきらめが悪いかっこう悪さが本当にかっこよく見えるとともに、奥様をはじめとする家族はかなり大変だろうなと感じました
自分の好きなことを貫き通すというのは大変難しいことで、周りのことを考えたらなかなかできることではないし、迷惑をかけることなのですが、それでも試みようとする姿勢には惹かれるものがありますね