歌野晶午/そして名探偵は生まれた歌野晶午さんの「そして名探偵は生まれた」を読みました4つの短中編が収められた作品です白眉は「生存者、一名」孤島を舞台に1人また1人と消えていくという王道設定ながら、ひねりが効いており、とても感心しました作中のある工夫については、とある作品の設定(作風が好みでないため読まなくなってしまった方の作品ですが、これについては素晴らしいと感じていました)を想起しましたミステリにおいては非常に有効な一手であると思われますし、本作でも十分に活かされていますねそして名探偵は生まれた (祥伝社文庫 う 2-3)Amazon