歌野晶午/そして名探偵は生まれた | 弁護士宇都宮隆展の徒然日記

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くにたち法律事務所@吉祥寺 東京大学法学部卒 東京弁護士会所属(35489) レアルマドリー・ボクシング・小説・マンガ・音楽・アート・旅行・猫などが中心のブログです

歌野晶午さんの「そして名探偵は生まれた」を読みました

4つの短中編が収められた作品です

白眉は「生存者、一名」

孤島を舞台に1人また1人と消えていくという王道設定ながら、ひねりが効いており、とても感心しました

作中のある工夫については、とある作品の設定(作風が好みでないため読まなくなってしまった方の作品ですが、これについては素晴らしいと感じていました)を想起しました

ミステリにおいては非常に有効な一手であると思われますし、本作でも十分に活かされていますね